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Field report


旧吉野川 8月8日(日)曇のち晴れ

久しぶりの釣行はTNB(徳島ネットバサー)例会in旧吉野川だった。
公私ともに忙しくバタバタしていたためタックル準備ができていない、とりあえず4週間前の琵琶湖から2週前のチャプター戦を経て巻きっぱなしのエコラインをセットしてあるロッド束(爆)をクルマに押し込み出発...集合時刻の6時前にスロープへ到着すると、皆さんすでに準備を終えて談笑していた。挨拶もそこそこ急いでランチングを行ない、いざスタート!抽選によって今回はてるぼー氏と同船することになった、よろしくお願いしまーす。
その日のキューヨシは、四国を直撃した台風10号11号の影響が続いていた。濁りこそコーヒー牛乳色というほどでは無かったものの、普段の水質と比べれば明らかに激濁りの部類にはいる。しかし問題は水温のほうだ、この時期としては驚きの23度台にまで落ち込んでいた。これは『厳しい』なんてモンじゃない一日になるかも、強者揃いのTNBメンバーでさえたった2匹のリミット揃えられるのは何人いることやら・・・当の自分でさえ一匹釣れるかどうか自信がなかった。
不安を抱きつつ最初に入ったのはJT裏対岸のベジテーションエリア、絶対の大本命スポットである。その日のコンディションを占う意味を込めて、ゆっくりと流しながら丁寧にカバーを撃ってゆく。しかしアタリは全く感じられない、ボート上ではどちらからともなく声が出る「今日は朝一勝負しかないと思ってるんですけどねぇ...」しかしその早い時間がサッパリ、すでに開始1時間と経たずして諦めムード(というか黒ヒゲ決戦覚悟)が満ちている。薄曇りの空が真夏の日差しを遮ってかなり釣り易い気候だったのが幸いであればあるほど、この低水温・低活性が残念だ。ほどなくしてそのエリアを離れ、とにかくマグレでもいいからバスの姿を見ようと様々な条件に当てはまるエリアを流していくことにした。
まずは三つ合堰の対岸いつものエリアを一流し。ここはフィーディング場となっているため、動いている個体の活性は高いはずである。ベイトフィッシュは結構多く見られるんだけど、タイミング悪いのかな?・・・そういうバスは巡ってきていなかったようだ、ノーバイトでさらに移動を余儀なくされる。次の中流域に向かおうとした矢先、将棋屋裏エリアがふと気になった。ただその時は、多分誰かとバッティングしそうな共栄橋周辺のエリアに早く入りたかったので『後から攻めてみよう』と考えスルー、移動を優先させた。先を急いで共栄橋手前のエリアに入ったもののアタリひとつ無い、おまけに後からやって来るだろうと予測していたこじひろ氏たちの姿も見えない。『ひょっとして、将棋屋裏に入ってバスをキャッチしてたりして...』(実はまさのその通りだったのだが)次に移動する今切川へ向かう途中に新高橋導水管近くのカバーエリアを攻めている姿を発見。いつもは攻めないようなエリアを攻めているところから察するに、てるぼー氏と口を揃えて「リミット揃ってる感じですねぇ」

とにかく私たちも何かしらのパターン見つけて一匹でもキャッチしましょう!と気合いを入れ直して今切川に進路をとる。到着したのは北島応神大橋横のテトラ地帯、ここではマンメイドストラクチャー(テトラ・水門)に潜むバスに照準を絞って狙うことにした。しかしまたまたノーバイト、それでも諦めきれずに今度は対岸へ移動する。こちらではナチュラルストラクチャー(ブレイク絡みのシャローレンジに点在するゴロタ)を重点的に攻めていった。だが、しかし・・・一向にバスのバの字すら感じとることが出来ない。そうこうしているとウェイクボードが始まった。とたんに押し寄せる大波、そしてさらに濁りはじめる水際...こりゃダメだ、ウェイクボードの来ない上流に再び戻ってやり直しましょう。
三つ合堰を本筋側に出てすぐのエリアを取水塔まで流してみる、天候が良くなってきたのでここはヒシ藻などのカバーに重点を置いて攻めることにした。テキサスリグでリアクションを誘い、ライトリグでじらしながら慎重に撃っていくが、やはりダメ。上流になればなるほど水温が低いのだが、それならそれで考えがある。一気にJT裏まで遡り、インレットを中心に狙っていくことにした。本来なら水温30度近い状況で少しでも冷たい水が流れ込むパターンという攻めかたをするのだが、今回は状況が違う。それでも『ベイトフィッシュの活性』という観点で決定した選択...さぁ釣れてくれよ。しかし期待むなしくアタリは訪れない。
もう残すところ1時間...緊迫した状態だというのに、あろうことか私の腹具合まで緊迫してきてしまう。そこで将棋屋エリア方面に移動するついでに新高橋まで進み、上陸階段のすぐそばにある工事用簡易トイレを拝借する。すぐさまボートに戻り、そこから将棋屋裏まで流していくことにした。これが最後のチャンス・・・そしてオーラスで満を時して、朝から気になっていたピンスポットを狙う作戦だった。同乗のてるぼー氏の「あのオーバーハングの向こうに絶好のピンスポットありまうから」と教えて、徐々に近付きながら構えていたところ、下流方面からこじひろ氏艇が戻ってきた。「あ...あ...いい感じのところに止まっちゃった、さすがやなぁ」とつぶやいている間にバックシートのだいごろん氏がヒットさせた姿を目撃することに・・・
かくして意地の一本を仕留めただいごろん氏は黒ヒゲ決戦を見事に回避、2匹目のドジョウを狙って撃沈した私とてるぼー氏、HiroTiti氏、私の同僚I氏の4名が、はかなくも黒ヒゲ決戦にのぞむ事になった。黒ヒゲ挑戦一番手に決まったI氏が一発目で見事に引き当て、将軍位に就くことになった。I氏は午前中だけの釣行約束だったので二次会のBBQにも参加できず肩を落として帰る後ろ姿に(TNB将軍罰ゲームについてほとんど説明せず誘ってしまった私は少なからず責任を感じ)「無理やり誘ってゴメンなぁー」と声を掛けたが...相当ショックが大きかったのだろう、返事は帰ってこなかった。で、氏がギブアップしたら私が罰ゲーム引き継ぐという事を表明したうえで、将軍不在の二次会BBQが始まった。ちょうどその日はHiro君の17歳のバースディであることが判明し、大いに盛り上がったまま夕方まで笑い声は響くのであった。

ダメダメオヤジ・トリオ結成の図


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