Field report


旧吉野川 2月22日(日)晴れのち風雨

ポカポカ陽気だけどまだ春になりきれていない、前日の釣行でシャッド引き倒した結果から判断したフィールドコンディション...じゃあ今は何?冬?いやそうじゃない、そういう訳でもないはずだ。その答えを探すべく、またまたキューヨシを訪れた。週に一度の家族サービスディを返上してまる一日、気合いを入れて真っ暗なうちから出発する。土曜日の復路に無理して高速道路を使ったので国道をひた走る、急ぐ気持ちとうらはらにトロトロ走る小型トラックが前方で私をガードする。思わず窓を全開「居眠り運転ちゃうんかい!そんなに眠たきゃ路肩に止まって休憩しろって!」なんて叫び声が届くはずもない。そんなこんなでボートを出せたのは8時前、すでに常連組がスタートした後のことだった。

この日は減水日、だがもちろんシャローをシャッドで攻める気持ちは全く無かったのでむしろ都合が良かった。しかしいざ何を使っていこうかと考えたところ、正直難しいものがあった。TNB戦があった2月上旬にバスの居着くレンジを4mだと判断した、結果こそ出ていないがあながち間違いではないという自信がある。そして前日に得た情報と勘を頼りにするならば、まだ3m〜4mレンジに居るバスが大半だという結論に至った。そこで出番は2つに絞られる...ロングビルミノーもしくはクランクベイトだった。ジグヘットが妥当なのは百も承知なのでフォローとしてタイニーブラッシュホグ/ジグヘッドを用意し、とにかくハードプラグメインで頑張ってみることにした。
まず向かったのは北島応神橋周辺のブレイク、しかし(兄)氏が先行していたため今切川最下流の岬からのびるブレイクラインに移動、しかしここも大型バスボの先行者が流した後だった。まぁ自分にとってはヴァージンエリアだから...と攻めてみるが反応なし、早々に見切りをつけて上流へと移動することにした。前日は攻めなかった上流域、ちょっと浅いレンジも試してみたいなぁ...なんて気持ちが働くがシャッド系はぐっと我慢、水質が悪いためジグヘッドも使わずカバーをパドルテールのテキサスリグで撃ってゆく事にした。JR周辺から沈船まで流すものの、コイ釣り師が多くて何度もボートを迂回させるハメに。テンションが下がりそうだったので一気に移動、中流域へとボートを走らせた。共栄橋手前の大きな水門沖にある硬底ブレイクを流してさらに下流方面、牛屋島大橋にたどり着いたところで携帯電話が鳴った。先日の船検でボートをあずけた友人からだった。

「もしもしJIJI(仮名)さん、船検証落としてない? ...東かがわ市で」

へ?なんですと?
このレポートを書いている今でも何故だか判らないが、とにかく私の船検証が 東かがわ市で拾われている事に間違いなかった。船検証には私の名前こそ明記しているが、住所や電話番号は載っていない。そこで検査証の袋に一緒に入っていた友人の連絡先が記入された用紙を見て、その友人あてに連絡があったという訳である。「とにかく細かな話がよく判らないんで、すぐ電話してあげてよ」との事なので、すぐに連絡先を教えてもらい電話をかけてみた、その拾ってくださったおばあさんに。

「あのなマルナカ(地元スーパー)行きょったらな・・・**駅のそばでな・・・」

はぁ・・・ありがとうございます。

「いらんモンやったら捨てるけんども...警察に持っていこか?
でも警察であれこれ聞かれるん、かなわんのんじゃ」

重ね重ねご迷惑おかけします・・・大切なモノです。
すぐ受取りに行きますので、どこに行けば?

「あの消防わかるやろ」

消防・・・ですか?(どこのでしょう?)

「そう消防じゃ。あそこは大きいて、よぅ目立つけんわかるやろ」

(わかりませんが、多分**駅近くの消防署でしょうか)
ええと、その消防に近いのですか?

「その消防からちょっと行ったとこやけん、すぐわかるけん」

(いやよくわからないと思います...半泣)
とにかく、近くまで行きますんで。

「道、細いからな。でもすぐやけん、わかるけん」

(きっとわからないと思います、つーか全くわかりません...大泣)
あの...近くまで行ったらまた電話してもいいですか?

「ほなまた電話してきたらええわ」

ありがとうございますありがとうございます!

(本当に、心からありがとうございました)


撤収!!
道...本当に細かったです。垣根にこすって車キズだらけです。
もうキューヨシに戻れず帰宅して洗車しました。キズ...直りませんでした。
でもすべては船検証を落とした自分の責任です、はいわかっています。

だけどなぜか涙がとまらない男がひとり...