Field report


旧吉野川 2月21日(土)晴れ

例年であれば1月中には必ず出会っていた初バスに未だ巡り会っていない。いや厳密に言うと、巡り会ってはいるのだが完全にキャッチできていない(つまり運よくヒットしてもバラしてばっかり...泣)という事になる。ショートバイトをうまく乗せるタイミングを見失ったまま早や2月も後半に突入、すっかり春を思わせる陽気もちらほら感じられるようになったので、これは釣りに行かないと!無理やり半日だけ都合をつけてキューヨシを訪れた。
土曜日だというのに8時半のスロープはすでに満員...さすが天気予報で最高気温が15度にもなる日だけの事はある。例にもれず自分もシャッド系プラグを軸に戦略を組み立てていた。ボートを浮かべてすぐに向かったのは北島応神橋下流から高圧線下にかけてのショアライン、ここでまずレギュラーサイズをポンポンとあげて調子を伺う予定だったが、あれれ?全くアタリ無し。そこで本筋へと移動、三つ合堰の対岸に寄ってみる。ちょうどフィーディングタイムと合致すれば良型に出会えるはずなのだが、どうやらまだここにフィーディングのために上がってきていない様子。定水位3日目なのでシャローを意識するには絶好のタイミングなのだが・・・確かめるために中流域へ移り共栄橋から馬詰橋までを流してみる。これだけ広範囲に探ってみても反応してこないのは、自分の腕前を棚にあげても理由は明確である。どうやら春を意識したバスの動きはきわめて薄いようだ。それでも一通りシャッドを投げ倒してみようと思った、なぜなら「この状態で反応するバスに出会えるエリアこそ、何かしらの条件が揃っている」と考えられるためである。それまで自分なりに条件を仮定してスポットを絞り込んできたけれど結果に結びついていない、基本的なシーズナルパターンは認知できていると思うにもかかわらずこの状態なのだから新たな一手を撃つ必要があると感じたのだ。ともすればフォローでキャストするライトリグに頼りがちになる自分の性格をも変えていこうと思い、とにかく徹底的にシャッド攻めを貫くことにした。まる一日を頑張る忍耐は持ちあわせていないが、半日くらいやってみよう!というのがホンネである。
牛屋島大橋から大谷川水路口までキャストを繰り返し、さらに下流方面へ移動していたらネットバサー仲間のいし氏とすれ違う。情報を聞くと、やはり反応は鈍い様子...「さっきやっとそこの橋脚でレギュラーサイズを一本、でも狙っていた釣り方とは違うんですけどね」との事。やはり春の釣りにはやや遠い状況ということが判明した。朝から下流域で粘っていた氏でダメなんだから、こりゃシャッドで下流域は無理かな?「あまり深追いせずさらっと流すほうがいいでしょう」とのアドバイスを胸に、鍋川出口から新広島橋にかけてを軽くチェックしてボートをUターンさせた。戻りながら再び共栄橋周辺を攻めてみるが、一度ダメだった事を続けるのは時間の浪費だと気付いた時はすでに遅し・・・タイムアップを告げる正午のサイレンがどこからともなく聞こえてきたので適当に水門へ照準をしぼりラン&ガンしながらスロープへ戻る。気温も水温も上昇しはじめたフィールドをうらめしく感じながらボートをあげ、もったいないと思いながら高速道路で急いで高松へと舞い戻った。