Field report


旧吉野川 1月3日(土)晴れ

やってきました2004年。またしても『この正月のクソ寒いなか、初バス&おとし玉を期待して集う釣りバカ達』の大会に出場することになった。まさにこの大会へ間に合わせるためだけに帰省先の静岡県浜松市から深夜の高速道路を延々700kmも走って戻ってきた私も相当な馬鹿ヤローである。高松にたどり着いたのは午前3時をまわっており、パジェ郎から家族と荷物を降ろしてタックルを積み込み、シャワーだけ浴びていつものキューヨシへと出発した。眠い目をこすりながらコンビニやガソリンスタンドついでに何度も休憩しながら到着したスロープ駐車場には、今回初参加となるTNBのyossy氏と大谷氏がいた。さっそく新年の挨拶をすませ夜が明けるのを待っていると・・・来るわ来るわ20艇以上、33名もの愛すべき釣りバカどもが集結して駐車場はにわかに満員御礼となった。ほんとに正月かよこれ!?それでもチャプター戦と比べればランチング数はほぼ1/3倍程度なので、それなりスムーズに準備が整う。そして幹事をかって出て頂いた地元高松屈指の強者...坂本プロより簡単なミーティングがありいよいよスタート・・・さぁ張り切っていくぞー!

比較的ポカポカ陽気だった年末年始...とはいえ12月と1月ではこうもバスの釣れる状況が違うのかという程の急渋コンディションの変化を何年も体験してきていた私は内心『もう騙されへんでー』との決意があった。いずれにせよ大幅な減水のないこの当日、テトラは叩かれまくるだろう。なのでこの冬ずっと勉強中の「脱テトラ冬パターン」で押してゆくことに...そこで最初に入ったのは共栄橋ずいぶん手前の道路沿い、TNB最終戦でも将軍回避の一本を取ったゴロタ&枯れ残りウィードに勝負をかけた!
微風だったのは最初の30分だけ、そのうち強い風が吹いてきたがいつ訪れるやもしれないバイトをひたすら待ってシェイクとキャストを繰り返す。しかし1時間、2時間経ってもアタリは無い。念のため、ほんとに念のためシャローを覗いてみるがやはりベイトもバスの姿も見つけられない。そこでさらに深いレンジへと狙いを切り替えるが・・・アタリなし。
業を煮やしてエンジンをかける、舵を向けたのは今切川、たどり着いたのは北島応神大橋下流の広大なアシ地帯。そう、一昨年も去年も激寒のなか初バスに出会ったのはこのエリアである。百の理論よりも一つの実績を信じて、さっきの場所よりも格段に風吹くそのスポットでキャストを続ける。今年は参加者が多いため優勝のおとし玉(全国共通どこでも使える金券...爆)は15000也、準優勝でも10000也なのだ、寒いなんて言ってられるかー!釣るぞー!と気合いを入れなおしリポビタンDを一気飲み。うへぇ、常温でも冷え冷えだー。で、攻めても攻めても全く反応してくれず未だノーバイト。

晴天で気温上昇の予報だったので防寒ウェアを着込んでいなかったため、さすがに我慢にも限界がある。多分これ風裏だったらものすごく気持ちいいんだろうなぁ・・・なんて思いつつ釣り続けていた時である、ふと気になってシャローに打ち寄せられたゴミ溜まりを見たらデカい魚の尻尾が確認できた。まさにその方向へ自分のボートが寄せられている最中だったので、慌てて回避しようとエレキを踏んだ瞬間!その尻尾の主である魚は素早く沖のほうへ逃げてしまった。きっちり確認したその魚体はまぎれもなく45cm程のナイスバス、くぅーっ惜しい事をした。つーか...シャローにデカバス?なんで?つーか...つーか...ここメッチャ寒いんじゃー、もうギブアップ。とりあえず本筋に戻ってみようと中流域を進んでいたら、職場の同僚に出会う。「どう?」と尋ねると以外と言うかやっぱりと言うか返ってきた答えは「2本だけどバラしてなければ3本リミット揃ってたんやー」だった。なんとかー!?
そんな彼が攻めていたのは共栄橋テトラ、バラしたのは上流JR近辺だと・・・やっぱテトラなのか?やっぱシャロー絡みなのか?うーむ、背に腹は変えられないぞ、せめて一本初バスだけでも獲りにいくしかなさそうだ。ディープ&冬パターンを引きずっていた頭をパニクらせながら馬詰テトラがちょうど空いていたので入ることにした。もちろん叩かれまくった後なのは承知だが、自分にとってはファーストコンタクトエリアなので先入観を抜きにして穴のひとつひとつを丁寧に攻めていった。だがしかし、だがしかーし!アタリは来ることなくタイムアップを迎えてしまう、泣くに泣けない。
蓋を開けてみれば答えは一目瞭然だった。シャローで活きのいい個体を狙ったあとテトラやリップラップで入れ替えといったパターンで上位入賞した選手がほとんど、ウェイトは3本で2キロ台後半だというのだから自分にはため息しか出ない。はぁ〜っ、これで4年連続ノーフィッシュ・・・つくづく進歩の無い己が悔しくて仕方無い年明けとなってしまった。