Field report
金砂湖 12月14日(日)曇りのち晴れ
2003年最後の金砂湖バスフェスタに参加することにした。
今回は久しぶりにシングルエントリーとなるため、午前3時に出発して国道経由・・・のんびり走って湖畔公園に到着した。案外早く着いたためまだ辺りは真っ暗、しばらくクルマの中で休んだあとボートの準備にとりかかる。そうこうしているとネットバサーの友人たちも次々に到着、いし氏と協力してランチングを完了。おはようの挨拶をしにY's氏のところへ向かうと、おみやげに輸入ドリンクを差し入れてくれた。おぉぉっこれは!ありがとうございます(^o^)/ 受付をしていると森実氏も登場、おはようございまーす。スムーズにミーティングも進み、いよいよ競技スタート!さて、どこへ向かうかな?
「やっぱ最下流ワンドしかないでしょ!」・・・3分間エレキ走行のあと一気に下流へつっ走る。先行するFRP艇には追い付けないものの、彼等はワンド奥じゃなく岬などを攻めるはずだと信じて向かったアバ手前、案の定ワンドは空いていた。エンジンを緩めてゆっくりと滝の手前まで進む。さすがに冷たい水が流れてくるインレット直下を狙うには無理がある、そこで滝から少し離れた水深6〜10mレンジのフラットボトムを探ることにした。数年前の激寒フェスタしかり前々回のフェスタしかり、ここでの反応が良いことは周知の事実...しかも気温3度の早朝にもかかわらず水温は10.5度だったためアタリは無くとも丹念にじっくり攻めていった。風の影響を受けにくい場所なのだが、雨降り後の滝は勢いよくて、流入してきた水の勢いでボートが徐々に流される。「ステイさせるのが難しいぞ...」と思ったが、機転を効かせばマイナスのベクトルを反対に利用できないかな?と感じた。そこでピンときた!
流されるままにボートをナチュラルドリフトさせると、小さな岬を周り込んだ地点でボートの動きが停まった。ここで一旦、水流が渦を巻くように止まっている証である。もちろん、少し沖に出ればまだやや流れている...つまりこのエリア『水温が比較的安定しているにもかかわらず、新鮮(酸素豊富)な水があり、餌(小虫)などが流されてくる場所』ではないだろうか?食い気のあるバスが入ってきている可能性は、他の変哲ないスポットより格段に高いだろう。ただし、そうそう入れ替わり新しいバスが寄ってくるとは考えにくい。これまでの自分の経験・知識から憶測するに、付いているとすればここで待ち伏せをしている個体はひとつ、だがサイズは良いという事になる。勝負は一度きり、だとすれば・・・はやる気持ちを制してリグりなおす。ダウンショットのシンカーは極小、リーダーは長めに調整して#6オフセットフックにロボリーチ/アユカラーを裏表にしてセット。いわゆる『琵琶湖ヒュンヒュンリグ改』だなこりゃ(苦笑)と思いつつ、今の自分には最善の選択で挑むことにした。インレット方面の岸寄りにキャストし、ラインが水流を受けるテンションでシンカーがボトムを斜めにすべり落ちてゆくイメージを頭のなかで形成する。徐々に深場へ落ちていったシンカーが8mフラット地点に着底したと感じた頃、一回目のシェイクでロッド越しにバイトが伝わる。電撃アワセなんて要らない、クンックッ...かろうじてテンションを保ちながら聞きアワセのタイミング(バスがルアーをくわえて走り出す)をはかる。グゥーっと持っていったのを合図に大きくアワセる、よし重い!ほっぺの横にあるリールを胸に抱え込むように背中を丸めながら巻きはじめ、沖に走り出すバスをいなすようにロッドを反対方向に倒す。さあ戦闘開始だ!と思った瞬間だった、ぬるりと抜けるような嫌な感触を最後に生命感が途絶えてしまう。
このバラシは大きい...他の状況はさっぱり判らないが、多分あまり釣れていない...はずだろう。まともなサイズなら一匹でも入賞を狙えたかもしれない。しかし、しかしだ、これだけは確実に言える。「逃げたバスは戻ってこない」そう、それだけである。さぁ気持ちを切り替えていくぞ!
・・・と頑張ってみたものの、その後に狙った同様エリアの小川ワンドが不発で万事休す。仕方なくめぼしいスポットをあれこれ巡ってみるが全くノーバイトでタイムアップとなった。フタをあけてみれば25艇の参加でウェイインされたバスは一匹のみ!こりゃ前代未聞の低釣果だったようで・・・頼みのクジ運にも見放され、ガックシの一日となった。でも久しぶりにボート全開で思う存分走れたのはスカッとしたー(爆)