Field report
金砂湖 11月2日(日)雨のち曇り
前日の旧吉野川釣行でパターンも何も見つけられず満足できる釣りが展開できなかった。そこで急遽、バスフェスタに参加することにした。もともと参加を検討していたいし氏を、『高速料金折半しましょ』の誘い文句で同乗をお願いしたのは前夜・・・急な申し出に氏が快くOKしてくれたので、午前5時前に待ち合わせて高松を出発する。
道路が若干濡れており、どうやら夜半に雨が降ったらしかった。でも直近の天気予報は曇りだったので合羽なんて持たずに(爆)やって来ていた、持っているのは少しだけ水をはじくジャンバーくらいである。するとどうだろう、坂出にさしかかる頃には雨粒がフロントガラスに細かい水玉をつくりはじめていた...いやな予感だ。高速道を降りて飲食料の買い込みをすませ、翠波高原を山越えする頃には本格的ドシャ降りになった。ガックシ...なんてこった。だが金砂湖畔に着いてボート準備をする時になると、ほぼ小康状態に落ち着いてくれた。濡れたアスファルトのなかランチングをしていると、チャプター仲間が「今回は雨やんで(マスターズ戦のときみたいにならず)良かったなぁ」と声を掛けてくれる。おおっ!ホームページ見てくれたのか・・・ちょっと感動しつつ「ほんまほんま、もう晴れそうなんで一安心やわ」と笑って答える。その後、川之江の御大Y's氏と相棒森実氏にも笑顔で挨拶...しかし笑っていられるのはそこまでだった。
スタート直後のエレキ走行で、ほとんどのFRPバスボート勢が上流方面に向かっていた。これはラッキー、今回ばかりは最下流への一番乗りは無理だろうと思っていたのだが何とかなりそうだぞ。スローエリアを越えて一気にフルスロットル・・・目指すはアバ(と呼ばれる防護ネット)だ、いっけー!赤いきつね号!!先行するアルミ艇をオーバーテイクして、まんまと誰もいない最下流ダムサイト付近へ辿り着いた。...つーか、その後しばらく他ボート来なかったという事は、我々以外にダムサイト近くを一番スポットにした連中は居ないってことかいな(苦笑)
アバに少し離れた位置からエレキでゆっくり近付いて、お約束のノーシンカーで一投目・・・残念ながら反応は無い、この時点で朝一デカバスの夢は消える。それからしばらくアバ沿いと近くの岩盤を攻めるもノーバイト、なかなか厳しい一日になりそうだ。そこで「今のうちに『滝ワンド』の最奥部を攻めておきますか」という事になりワンド内部へと進入していった。その頃からにわかに空が暗くなり、またたく間に大粒の雨が空から叩きつけてきた。うわー、勘弁してくれー!
近くには橋など雨やどりをできる場所がない、仕方無く(なるべくズボンが濡れないように)直立不動の態勢で釣り続ける。しかしアタリは全く無いまま雨はますます強くなるばかり、エレキを踏むために差し出した左足はすでに指先や膝がしっとり冷たい。ちくしょー!もうどうにでもなれー!と覚悟を決めて、そのワンドを徹底的に流してゆくことにした。するとさらに猛烈なドシャ降りが我々を襲ってきたのと同じタイミングで、私のキャストしたFatクロステールシャッドにバスが襲ってきた。ボート際まで寄ってきてからいきなり突っ込み!ひさしぶりにドラグがジャンジャン...ジャンジャン...ジャンジャン鳴る、たいして大きくなかったのに元気すぎるでキミぃ。どうにかいなして、いし氏にネットランディングを手伝ってもらいキャッチ成功。長寸はどう見ても40cmに満たないが、驚くほどお腹パンパンで見事なブロンズバック...「こりゃキロ...そこまで無くとも800〜900gは手堅いナイスキーパーやね」と話していたが、検量してみたらビックリの1300gフィッシュだった。
それからしばらくして雨も弱くなってきた。よかった...あと10分そのままの強さで降り続いていたらチ○チ○までずぶ濡れになるところだったよ。
だが回復してきた天候とはうらはらに、その後のバスのアタリは全く訪れない。そこでワンド入口の岬から隣のワンドにむけてボディウォーター沿いをじっくり撃ってゆくことにした。しかし隣のワンドをすぎ、次の岬を越え、そのまた次のポケットまで流してみるがノーバイト・・・あきませんなー。なので移動を決意、中流域の小川ワンド対岸にある2つのクリークを攻めることにした。本命のクリークには他ボートが先行していたので隣に入る。そこを一通り攻めて、しばらくして空いた本命クリークも攻めてみる。だがここもバスの反応は皆無・・・すでに競技時間は後半へとさしかかっていた。で、それから最後までの時間を上流勝負に賭けることに。まずはスロープ公園近くから平野橋にかけてウロウロ、水質が良く3mの湖底がはっきり見える。バスの姿は見えないが岩カゲから飛び出してくることもあるためシャロー際をいし氏が狙い、私はブレイク部分に重点を置いて攻めることにした。そして今後は対岸を上流へ向かってゆっくり流しながらS字カーブ手前まで攻めてみる。が・・・結局アタリすら無くタイムアップが近付いてきた。最後の最後にスロープ前の石組みで『朝、陸上から見えていたバス』を拾う作戦に出たが、これまた失敗してジ・エンド。たった一本という寂しい釣果でウェイインとなった。「いいバスやね、写真とっておきますよ」なんて主催の豊田氏が言ってくれたが、ボートをあげたのち一服しながら検量に持ち込まれる様子を見ていたら・・・すんごいビッグワンを持ち込むチームがいた。一本ながら2400gを超える54センチの個体を前に「どうしたら釣れんの?つーか、ここ金砂湖にそんなビッグバスおったんやねぇ」などと感心しきり(そのチームはもちろんその一本で優勝) 全般的に渋かったようで1/3ノーフィッシュのうえほとんどのチームが1匹か2匹ウェイインのところ、次の選手がまた凄い!小型ながら唯一5匹リミットを揃えていた(ちなみにその選手は準優勝。狙った水深19mだそうな...かないませんわ)んで、予想に反して我々は3位。あの一本で、2匹持ち込んだ連中より頭ひとつ抜き出たようである。まあそんな時もあっていいか・・・とりあえず連続お立台ゲットという事で・・・えへへ。
片付けを終えてパジェ郎に乗り込む頃には、濡れたズボンもすっかり乾いていた。

いしさん、またまたありがとうございました!