Field report
旧吉野川 7月27日(日)曇りのち晴
長い梅雨の明けた7月最終の日曜日、久しぶりに旧吉野川でプライベート釣行することになった。
早朝目覚めてネットに繋ぐと、その日は金砂湖バスフェスタが開催予定だった。あれれ?...てっきりフェスタは前週だと思っていた。そんな前週は3連休なのにトレーラー車検で全くマイボートが出せずに泣いていた。さあ、こうなりゃ久しぶりにフェスタ出場してみようかな、予約こそしていないものの当日飛び入りで参加させてもらう事は可能だろう。しかし・・・いかんせん時間が無い、高速道路をブッ飛ばしても間に合わない。予約していないんだから待ってくれるはずない、んで、諦めざるを得なかった。そこでいつものようにキューヨシへと向かってパジェ郎を走らせる。国道経由で8時前に到着し、セッティングを終えて水面に出る。朝から大幅な減水で本格的に成長してきたウィードがボートのすぐ真下に広がっているのがよく見えた。ウィード撃ちは琵琶湖で慣れたもの...テキサスリグでリアクションを狙いながらスロープすぐ横より三つ位合堰方面へと流してゆく。さらに水位は下がりつつあるようで、まだ結構な流れがボートを押し戻す。そんな時、小さなウィードポケットに放り込んだルアーにいい感じのアタリが感じとれた。潜られる前に一気のアワセをかましたら早すぎたのか遅すぎたのか残念ながらスッポ抜け。でもこりゃ今日は調子いいんじゃないの?心配されたギンギンの日差しも薄い雲で遮られ、うーん釣り日和じゃ。そのまま三つ合堰の上流ヒシ藻エリアに移動して攻めはじめた。しかし意外にも一向にアタリが無い。流れがあるためノーシンカー戦法ができないとはいえテキサスだって間違いじゃないと思っていたのだが、信じられないくらいに静かな状態にショックを受ける。そこでまず一匹獲りに橋脚を狙おうと中流の共栄橋方面へ移動することに...
途中でボートを並べて休憩中のmach-a氏艇としろゆき氏&こじひろ氏艇に遭遇。状況を聞くとやはりあまり良くないとの事、しかもサイズが伸びてくれないらしく皆さん苦笑い。下流へ向かう2艇を見送って私は共栄橋を果敢に攻めてみた、しかしここでも水深が浅すぎて攻めるスポットが限られてしまい全くノーバイト。それなら少し深い場所&流れの影響を受けにくい攻めをしようと、下流方面に流しながら沖のブレイクをクランクベイトで探る。しかし枯れウィードが多く表層に漂っており巻きモノ系は投げ難くなった。そうこうしていると、遅れてmach-a氏艇に同船するさらりん女史が到着するということでスロープまで一旦戻りご挨拶。で、そのまま私は今切川を攻めようと考えていたのだが、ウェイク船が気持ちよさそうに大きな波をたてて走りまわっていたため遠慮することにした。再び三つ合堰を越えいつもの対岸から攻め下ってゆくがアタリは無い。しかしここで本筋方面からウィードの塊が流れてきたことに気が付いた。風のせいもあろうが、それは何とそのまま本筋を横断して、ものすごい勢いで流れる三つ合の堰から今切川へと吸い込まれていった。どうやらこれは・・・本筋の河口堰水門だけ閉まったので将棋屋付近の水まで今切川に向かって流れているようだ。それまで全域の強い流れにペースを崩されていた自分には朗報、そこで馬詰テトラ下流にある大谷川放水路出口まで再び移動することにした。生命感の多い場所なのでブレイクをダウンショットで誘っていると、久しぶりのアタリがあった。せーの!でアワセるとクククンと突っ込んでゆく手応え...小バスかギルかなと思っていたらいきなりグッと重くなる。すぐ身体が反応し大きく一発追いあわせを行ない、期待できる引きを味わいながら上げてきていたら・・・突如フッと軽くなった。ワームも魚も残っていないリグの先端を眺めながら「?」という感覚と「ひょっとしてヒットした豆ギルをデカバスが食っていったのかも?」なんて都合のいい想像を膨らませていた。
しかし気がつけば未だノーフィッシュ、こりゃいかん。さらに大きく移動してやって来たのは下流域、丸須団地前の大きな水門である。この水門でも上昇しはじめた本筋の水が勢いよく水門内へ向かって流れていた。のんびりキャストしていたらボートが流されてあやうく水門をくぐってしまいそうになり大慌てである。ノーシンカーをナチュラルドリフトさせて水門奥域まで攻めてみたが反応は無い。よくよく考えれば流れをわざわざ避けてやって来たのに、いくらイレギュラー的要素の強い状態だとしてもこの時点で流れに絡めて釣りをするのは、何かちょっと違う。どちらかというと、それまで流れていたものが止まったばかりといったイレギュラーエリアを攻めるほうがいい。私はすぐに水門を離れボートを走らせた。辿り着いたのは新広島橋の北側橋脚、川幅が広くインサイドに位置するこのスポットでは思った通り完全に流れがピタリと止まっていた。ゆっくりと橋脚に近付きタイトにキャスト、結果はすぐに出た。あがってきたのは500g弱フィッシュながら嬉しいキーパー、その後もアタリは続く。ただそのアタリがどうも怪しい、突っつくような小刻み感はまるでギルのようである。しかしアタリだけで魚を見極めるのが難しいのは周知の事実、エイ!と鋭くアワセたら...ほらやっぱバスだ。でも激豆ノンキーパー(笑)そしてまたしても感じた小さなバイトにも僅かな期待を込めてアワセたところ・・・今度は本物のギル君だった。ありゃりゃ(苦笑)でもね、何だかんだ言っても頻繁に釣れるのは楽しいもので『しばらくぶりのキューヨシは豆の数釣りでもいいかな』なんて思いながらしばらくそこで続けていた。すると今度はズッシリした感覚が伝わる、根掛かりか魚か?その重さに一瞬躊躇していたら次の瞬間あっという間に引き込まれたラインは見事に橋脚台のガレ岩か何かに引っかかった。ちっ、やられた!中ば諦め気味にボートを真上まで寄せてはずしにかかると...まだ魚が付いているらしくグッとテンションが掛かかった。よっしゃ!とファイトの体制に入った瞬間、痛恨のラインブレイク。何かに巻かれたラインが傷付いていたのだろうか、それにしても残念このうえない。同じ轍を踏むのは自分自身許せないしバスも可哀相なので、そこで8lbラインを巻いたベイトロッドに持ち替えスプリットショットに切り替える。だがその後1バイトのみで反応が無くなったため、とりあえず対岸の橋脚周辺も攻めてみた。やっぱり反応は無く、大きく移動を決意した。中流域の牛屋島大橋でも同じように試すがここはインサイドでもなくシャローでもないため失敗。やはり同じようなロケーションとなれば今切川の北島応神大橋しかないと思い、途中いくつかのラン&ガンを繰り返しながら三つ合堰まで戻ってきた。するとすでに今切川の河口堰水門も閉まっているらしく、流れが無くなっていた。そうなりゃ話は別だ、ここはいつものエリアを攻めるに限る。
スプリットショットをリグっていたロッドにスピードワームのノーシンカーを結びなおし、いざ勝負だ!おあつらえむきに天気はピーカン照ってきた。そしてほとんど吹かない風...これこそ私が唯一戦えるサマーパターンに合致する。ウィードのアウトサイドエッヂに重なるヒシ藻の際へ根気よくノーシンカーを落とし込んでゆくと、しばらくしてラインがすっと引き込まれた。あがってきたのは期待はずれの300gフィッシュだが、魚を獲るパターンが間違っていない事に少し安堵の息がもれる。そんな時にそばを悠々と通りすぎるキロフィッシュ級を発見!見えバスはおまかせ!とばかりに投げたスピードワームは、残念ながらラインがヒシ藻の表面に絡まってフォールしてくれなかった。急いでリトリーブしてもう一度バスの先廻りしようとボートを動かしたら、その気配に気付いたバスは沖の深場へ逃げてしまった。うーん残念。結局その後は同じようなノーシンカーのフォールで250gフィッシュをひとつ追加できたのみ、ちなみにリミット3本のウェイトは1kgあるか無いかというおそまつな結果になってしまいました。もう少し時間かけたら大きいのを獲れたかなぁ...なんて思いながらも、前日深夜まで世界水泳選手権を見ていた疲れが汗と一緒に吹き出しはじめたので、ネットバサーの皆さんが終了するのと同じタイミングで納竿とした。