Field report


旧吉野川 7月6日(日)曇りのち雨

旧吉野川周辺一斉清掃に参加ついでに、久しぶりにマイボート釣行を楽しみたくなった。おあつらえむきに梅雨の合間で雨が降っていない、そのくせ初夏の日差しはぼんやりとした雲に遮られていた。ちょっと蒸し暑いが釣りをするコンディションとしては悪くない、一緒に清掃活動をしていたチャプター仲間が帰りはじめスロープが空くのを見計らってボートのセッティングにとりかかる。カートップのしろゆき氏艇をおろしたあと、今回同乗するmach-a氏にボートに乗ってもらいランチング・・・スムーズな準備ができたものの、実は以前のチャプター戦時から気になっていたエンジンのアイドリング調整(回転数が1000rpm以下に戻らない)を行なうのに手間取りスタートが大幅に遅れてしまう。そうこうしていると、しろゆき氏+大谷氏ペア艇が心配して戻ってきてくれた。すみません大丈夫です(^_^;)まだ少々アイドリングが高いものの何とかなるでしょ、とりあえず応急処置だけして三つ合方面へとボートを走らせる。
次回チャプター戦まで2ヶ月弱、もし次回TNB戦が開催となっても早くて1ヶ月はキューヨシで大会と名のつく釣りをする機会は無いだろうということで、魚探も付けていない完全お気楽プライベート釣行。「どっこに行きましょーかねぇ」なんて余裕かましながらまずは最上流から入ってみることにした。途中でかおりん女史&師匠氏らしき姿が横目にうつる、どうやら彼等のローカルトーナメント(デストロイヤーズ・カップ)を行なっているようで、最上流にもまた幾艇かの先行ボートが陣取っていた。いつも自分たちはトーナメントという舞台の選手として多くのプライベーターとバッティングする機会が多い。ほとんどそういう状況しか考えられなかった自分にとって逆の立場で、狙っているスポットが空くのを待つのは何だか妙な感覚だった。ひとしきり対岸カバーを攻めたころに狙いたかった水路周辺が空いたので入る。同様に移動してきた愛媛のチャプター友達が水路より上流側に入ったので、我々は下流側を攻める。水路出口で交差して今度は我々が上流側を・・・と一通り攻めたものの、残念ながらバイト無し。そこで今度は中流方面へ向かうことにした。途中で出会ったしろゆき氏&大谷氏ともに朝一の良型をJR周辺で獲っていると聞き、未だノーフィッシュどころか魚の動きさえ読めていない私はとりあえず一匹釣って安心しておこう(←弱気)と、共栄橋へ向かおうと考えた。向かっていると通称コイ釣りポイント周辺でおいしそうなカバー&シャローが目にとまったので少し攻めてみることに...こういう寄り道ができるのはプライベートならでは、しかもこんな風に急遽寄ったエリアでいいモノ見付けることって案外あるんだよね。なんて前向きに考えながら攻めてみるもノーバイト、ありゃりゃダメじゃん(爆)そんな訳で今度こそ共栄橋へと行こうと思っていたら、急に腹が痛くなってきた。一瞬、先日まで悩まされていた結石の名残が発作を起こしたか?!との恐怖が頭をよぎるが鈍い痛みは下腹部全体を冷やし、すぐにゴロゴロ落雷注意報が腸内で発せられた。「すみませんmach-a(仮名)さん、ちょっとトイレ行かせてくださ..い...」脂汗をたらしつつスローエリアを逆もどり、こんな状況でも全速走行できないのは悲しいトーナメンターの性・・・ようやく辿り着いた三つ合橋そばのハシゴを登りショッピングセンター横にあるWCをお借りする。

気持ちも新たに再スタート、でもまたぞろスローエリアを通過するために時間をくうのは嫌だと感じ、すぐそばのゲートボール場前からヒシ藻+ウィードに重点を置いて攻めてみることにした。アウトサイドに放り込んだライトリグに微かなバイト!が、うまく乗せられず苦笑い。インサイドの見えバスにトップで応戦中のmach-a氏は「いかんいかん、こんな豆と遊んでちゃあ(笑)」とロッドを持ち替えブッシュの下に見事なスキッピングをした瞬間、水面を割ってアタックするバスの姿。どうやらバスの食い方が悪かったようでキャッチに至らなかったが、これぞマスタープロのブッシュ攻めというものを見せて頂いた。で、次に入ったのは市場橋。橋脚を撃ってゆくが流れが速くいまいち、ポンプ小屋から周辺シャローを溯りながら流してゆくも反応は無い。そのまま延々流して、やって来たのはJT裏排水エリア。ポンプ小屋の導水管へタイトに這わせたミートヘッドに待望のゴンッ!と気持ちいいアタリが襲う。よっしゃ!とアワせて戦闘開始の寸前、ロッドを絞り込まれラインブレイク...どうやら導水管に巻かれた様子。いたしかたないとはいえ、こんな技術じゃダメだなぁと少々凹み気味になる。その時点でmach-a氏はバックシートで弁当タイム...気分転換のタイミングの取りかたも一流である。氏につられて私もスポーツドリンクを一気飲みして一服タイム...ちょうど煙草を吸い終えた頃、振り向けば食後のキャストを開始したmach-a氏のロッドがいい感じでしなっていた。こんなに曲がるのかと思えるほどに絞り込まれたゴーテンを見て、掛かった魚がただものでは無いと直感する。すぐさまネットを準備すると、上手くいなされながら姿を見せたその個体は52cm2200gフィッシュ!もうビックリ。「交通事故ですよ、ははは」と笑う姿もサマになっている氏が、ただただ羨ましい。
その後、エリア外上流を攻めていたしろゆき氏艇が戻ってきた。47cmを釣って満足の大谷氏が諸用で帰宅となるらしく、しろゆき氏は「どこかで昼寝でもしまーす」と走っていった。我々は中流へと移動することになり、ようやく入った共栄橋キーパー場で500g弱フィッシュを釣り、私一人だけボウズという最悪の事態は何とかはまぬがれた。それから馬詰テトラ下流側を流して、この周辺のコンディションに詳しいmach-a氏にいろいろレクチャーしてもらっていると空からポツポツ雨が降りはじめた。で、結局お互いこれといったサマーパターンも何も見つけられない状態だったこともあり、本降りになる前に納竿を決意、スロープ方面へ戻ることにした。その途中、新高橋の下でしろゆき氏のボートを発見...爆睡中で起こすのは気が引けたが、雨も降っており何より水位が下がりすぎて今にも座礁しそうに見えたので「もうあがりましょう」と声をかける。そうして皆でスロープへ戻ると空がにわかに暗くなってきたので、私はすぐにクルマを廻してくる。大急ぎでバックでトレーラーを水中に浸けて、mach-a氏にボートを操作してもらいトレーラーに乗り上げようとした瞬間、いきなりのスコール!うわぁー間に合わない!当然ながらカートップ待機中のしろゆき氏も含め全員ビショ濡れになってしまう。あと10分耐えてくれたら・・・と、うらめしそうに天を見上げるが時すでに遅し。さんざんなまま帰るのも何なので、雨やどりを兼ねて3人でファミレスに寄る。ちょっとしたお茶タイムのつもりが反省会や釣り談義など、話はじめると盛り上がるもので・・・すっかり雨があがった5時半まで楽しい時間を過ごしてお開きとなった。