Field report


旧吉野川 6月8日(日)晴れ

その日は早明浦ダムでチャプター愛媛戦が開催されていたのだが、前週マスターズ戦準備に意識が集中していたため完璧に申し込みを忘れていた。そこでトーナメンターの少ないフィールドを満喫しようと旧吉野川を訪れた。しかし今切(北島)スロープに着いてびっくり、ちょうど何かの大会が開催されているようで約30台ものクルマが駐車場にひしめきあっていた。ゆっくり午後9時頃からの釣行だったのでランチング待ちは無く、準備はスムーズだった。水面に浮いてエンジンの調子を確認し、さあ釣り開始だ!
朝っぱらから混みあっているところを走りまわるのは気が引けたのでスロープすぐ横のアシとその沖に群生しはじめたウィードを撃ちながら三つ合堰方面へと進む。風は全く無く水面はまるで鏡のよう...カバーにはいかにもバスが隠れていそうな雰囲気満点であるにもかかわらず、アタリは無い。堰を越えていつもの対岸へと小移動、二週間見ない間にすっかり育成しているヒシ藻にエレキのペラを絡ませながらもゴロタ&ブレイクのあるインサイド部分を攻めてゆく。やや流れがあったためノーシンカー戦法をとれずノーバイトのまま移動を決意、上流方面JR鉄橋周辺へとボートを走らせた。市場橋をくぐり西岸シャローとシークレット土管を狙う。そのままJR鉄橋を経て大正橋まで流すあいだに34cm500gフィッシュ(激ヤセ)を一本のみ、さらに上流の川崎橋まで移動して攻めるが流れのなかバラシ2連発で沈黙。仕方無く上流域を諦め三つ合堰周辺に戻る。いつものストレッチ対岸の水門周辺、ヒシ藻群の奥に20cm以下のマイクロバスがスクールしていた。河口湖から着けっぱなしの3inヤマセンコーをノーシンカーにして放り込み、しばしサイトフィッシングに戯れる。そのうち心地よい風が吹き出したので中〜下流域への攻めを試みることした。

まず入ったのは共栄橋手前、共栄スロープ横の護岸にはずらりとヘラ師が並んで無言のプレッシャーをこちらに向けていた。ここでもキーとなるのはカバーと想定してヒシ藻を重点的に叩いてゆく、しかし反応が無いために狙いを橋脚に切り替えてみる。浅い側から航路に向かって次々と撃ってゆくと、一番おいしい地点でアタリが伝わる。あがってきたのはまたしてもガリガリの38cm680gフィッシュ、一体どういう事だ? それから下流へ大移動、ちょっと狙いを変えて水通しの良い鍋川出口の取水塔周辺を探ってみた。丸須テトラまで足をのばしてみるが魚の反応は無い。その後、最下流まで移動してきたものの中途半端な横風がボートを揺らすのですぐ離脱、広島橋にほど近いカバーを一通り撃ってボートを反転させる。長岸橋まで戻り周辺のシャロー+ヒシ藻エリアを攻めたところでしばし休憩...なかなか渋い状況なので今のうちにHP用の撮影、共栄橋でキープしておいた個体を一応カメラに撮っておく(結果的にこれ以上の良型を釣れず、この画像を使うことになろうとは・・・泣)
で、その後はコイ釣り下流側のカバーを流して今切川へと移動。元ストライプ煙突下対岸や北島応神大橋周辺から高圧線下エリア、最下流のデカバス岬へとラン&ガンするのだが・・・釣れない。フィールドコンディションが悪いのではなく自分のリズムが合っていないのかな?と思うようになり、集中力が減退していくのが自分自身で感じられた。もう止めようかと思ったのだが、ここからが修行じゃんか!と気付いた。『ちっくしょー、3匹リミットも揃えられんのか!一からやり直しじゃ、うらぁー!!』と吠えながら再び三つ合堰を越えて上流域へと飛び込む。午前中にバラした川崎橋の橋脚を今一度撃ったあとUターン、JT裏排水エリアから船溜まりにかけて流す。反応が無いことを確認するとすぐにエンジンを掛け三つ合堰対岸に移動、風とか流れとか言い訳せんぞ!とスピードワーム(シルバーラメフレーク)ノーシンカーを投げるとようやく500g程度のキーパーが食ってきた。午前中だけでポンポンと釣って終了するはずだったのでボートに積んでいたのはポカリとお茶だけ...すっかり空腹モードとなった午後3時半、釣れた30cmのバスを眺めていたら、頭のなかを晩ゴハンの『焼きサバ(大根おろし&ポン酢しょうゆ)』が駆け巡ったので我慢できなくなって納竿した。