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Field report


旧吉野川 12月15日(日)快晴

久しぶりの釣行は、TNB(徳島ネットバサー)ミーティング。今回は釣りの後に忘年会を兼ねた反省会があるので、ちょっと芸というかネタを仕込んでいこうと考えた。いわゆる「罰ゲーム」である。忘年会なのだから居酒屋あたりで行なわれるはず、だとすれば他に女性客とか必ずいるはずである。そこで断然目立つほどの恥ずかしめを受ける格好のアイテムがあった、そう...伝説のアフロヘアーだ。スロープ集合時にそれを自らかぶり、そのままランチングまで行なうことによって「素でアフロ」な表情がいかに滑稽で笑えるものか皆にアピールした。この罰ゲームを提案することによって、厳しいコンディションのなか是が非でもバスをキャッチすべく皆さん必死になってくれれば、それはそれで盛り上がる。もちろん火の粉は自分に降りかかる恐れだって充分にあり得る訳で...何のことはない、まず自分自身を奮い立たせてでもバスの顔を拝みたいというのが一番の理由だったりしたのだ。
今回集まったのは8名(こじひろ氏艇+ぐっちー氏)(mach-a氏艇+大谷氏)(しろゆき氏艇+ODA氏)(JIJI艇+yossy氏)という乗り合わせに決まった。前回ではパターンを確立して優勝したyossy氏がご一緒とは心強い、今日は全面的におまかせしちゃいますので宜しくお願いしまーす!

まず向かったのは将棋屋裏から新高橋と導水管までの間、アウトサイドベンド/リバーチャネルといった広い意味でのストラクチャー絡みのディープ(*平均水深2〜3m程度の旧吉野川では4m以深をディープと私は呼んでいます)レンジ。放射冷却現象によりまだ肌寒い朝の時間帯ではあるものの、無風だし期待できそう。丹念に流していると、旧橋脚跡あたりでyossyさんのロッドに不規則なテンションが伝わっているようだ。しかし乗らない、結局のところ魚のアタリかボトムを拾ったのか判別できないままそのスポットから移動することになった。
次に入ったのは長岸テトラエリア、どんなに減水しても水面に顔を出すことのない沈みテトラのさらに底を狙ってゆく。少しだけ動いていた水の流れがほとんど無くなりベイトフィッシュが動いている気配すら無い(と言うかベイトフィッシュが存在する気配そのものが見えてこない)状態で、案の定ノーバイト。「おかしいなぁ...」とyossy氏が水温を確認してきた、「7.8度ですよ」と答えると、うーんと唸りはじめた。どうやら先週の釣行時より3度も下がっているらしい。関東地方にさえ大雪を降らせた寒波の後とはいえ、現在の小春日和からは想像できない程の急激な水温低下に魚の活性も全般的に止まったのか?いやきっともっと寒くても元気な奴はいるはずなのだが・・・いずれにせよ安易にキャストを続けても、バスを手にすることは非常に難しい状態であることだけは確かなようだ。ならば真っ先に水流が落ち着く最下流まで行ってみよう。エレキを上げ、波ひとつない水面を滑るようにボートは全速で下流を目指した。

たどり着くと先行者のボートがたくさん浮いていた。誰もかれもチャプター戦などで見かけたことのある実力派トーナメンターだ、やはりこの場所・・・はずせないな。私がお気に入りにしている(冬の実績がある)スポットには他艇が浮いていたため対岸のリップラップあたりから攻めはじめた。以前オンラインで話題になった、とあるピンポイントについての情報をyossy氏と語りあう。お互い同じ場所だと思っていたそのポイントが、実はお互い知らなかった別の場所に存在するという事実を知る。そうこうしていると先行者が移動したので、私が認識していたそのポイント周辺を攻めることになった。残念ながらそこでの反応は無かったが、すぐそばの小さな水門からのびるミオ筋絡みで待望のアタリが襲う。しかし悲しいかな数投前に糸ヨレのためバックラッシュを直していた時に緩めていたドラグを締め忘れていたので、勢いよくフッキングしたつもりがドラグの悲鳴だけが空回り...慌ててドラグを締めて糸フケをとるが、すでに魚の口からワームを吐き出された後だった。回収した3inリーチに残った歯型を確認すると、どうやらフック部分までくわえこんでいない様子。かなりのショートバイトだがおかげでチャンスは再び巡ってくるかもしれないと直感し、フォローの一投を送り込む。すると運良く食ってきた!キューヨシのレギュラーサイズにも及ばない500gフィッシュだが嬉しい一匹だ。何よりこれでアフロ将軍が回避できただろう事を思うと、思わず口元もニンマリである。さてさて...実績があったのでしばらく周辺をじっくり攻めてみたが、その後の反応は無い。気がつけばそのエリアには我々のボートだけ取り残されたような状況に「ちょっと他の仲間たちを探しにいくましょう」という事になり、ボートは三つ合堰方面を目指すことになった。

帰りの駄賃に新広島橋下流の水門周辺を狙ってみるが、ここぞというピンスポットをタイトに攻めすぎてアンラッキーな根掛かり...移動を余技なくされる。次に入ろうとしていた牛屋島大橋が近づいてきた、がしかし!ひとつの橋脚と15m程のテトラ帯しかないそのエリアに5艇ほどの大船団、どうやら知り合い同志で休憩しているようだった。そのなかで真剣にロッドを振る一艇を発見、しろゆき氏&ODA氏だった。我々もそこでしばし談話しながら一通り攻めた。だがここも反応なし。再びボートは走り出す...で、やってきたのは共栄橋。狙っている水深より浅いそのエリアでは、とにかく一番深いところを選択して攻めてみた。だがここでもバスには出会えない。ボートはその後ついに新高橋まで戻ってきてしまった。導水管からエレキ走行に切り替え、ゆっくりとじっくりと攻め流してゆく。将棋屋裏で下流から戻ってきたこじひろ氏&ぐっちー氏と合流、彼等の少し後を追う格好で三つ合堰を越えストライプ煙突下を抜けてスロープ周辺まで戻ってきた。ふと駐車場に目をやると他の2艇はすでに上陸している様子。
(後で知ったのだがしろゆき氏のアルミで落水があり、そばに居合わせたmach-a氏と大谷氏がレスキューするという事態があったとの事。ライフジャケットを着用していた2人はバランスの崩れたボートの転覆を避けて水面に飛び込んだため、ODA氏の所持していた携帯電話以外のタックルすべてとボート自体も無事だったのは不幸中のさいわいであった)
そんなこんなで帰着時間が近づいていたので我々もストップフィッシング、残念ながらyossy氏は将軍決定戦への参加が確定した。


優勝大谷氏

<Result(敬称略)>

優勝:大谷 1030g
2位:JIJI 540g
3位:しろゆき 405g
NF:mach-a
NF:yossy
NF:ODA
NF:こじひろ
釣り将軍:ぐっちー


アフロ将軍ぐっちー氏

穏やかな釣り日和だったが皆さん攻め手に欠けて5/8名がノーフィッシュ。今回から導入された『ピングーの黒ヒゲ危機一発!』ゲームによって将軍位を決めることになった。場所を二次会の居酒屋に移してまずは表彰式、6戦中3戦優勝という大谷氏の年間チャンプにひとしきり拍手を送ったのち、いよいよ将軍決定戦!ジャンケンで樽に剣を差し込む順番を決めることになり、その2人目のぐっちー氏が見事に大当りとなった。釣り将軍プレートと伝説のアフロを授与し、爆笑の渦のなか夜まで楽しいOFF会が繰り広げられた。


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