Field report
旧吉野川 10月20日(日)曇り時々小雨
7回目の四国ネットバサーの祭典『最強戦~2002秋』が開催された。前回優勝(えっへん...^_^)の私JIJIが幹事を務めることになり、同時に持っていた「釣り将軍」(TNB最下位、がっくし...T_T)のタイトルをも返上すべくTNB例会を兼ねることにした。昨年秋に金砂湖で開催された第5回最強戦で冷たい暴風雨にたたられたうえ釣果が寂しかったので、最強戦史上初の徳島県(旧吉野川)での開催を決めた。ボーター5名ノンボーター6名だったため当日参加できなかったyossy氏が仕事前の早朝にもかかわらず緑のたぬき号(4馬力エンジン付きジョンボート)を持ってきてくれた。さらには、たけ氏のエレキ仕様12Kに8馬力のエンジンを貸してくれるとmach-a氏が自宅まで取りに戻ってくれた(左画像はエンジン操作方法をたけ氏にレクチャーするmach-a氏、フロントデッキにはdrive氏)そんなこんなで幹事の段取りの悪さを素敵な仲間たちがカバーして、ようやく準備完了。その後に抽選で誰が誰のボートにご一緒するか決めることになった。借りてきたボートには、ノンボーターのなかで船舶免許を持っているぐっちー氏に操船をお願いし...とはいえ不安定で慣れないジョンボートなのでじっくり一人で乗れる時間を設けようと、同乗に決まったODA氏は途中でmach-a氏艇に乗り換えて本格的バスボート体験をして頂くことになった。実はこの組み合わせがドラマチックな展開の引き金になろうとは、まだ誰も知るよしもなかった。
今回私と同乗が決まったのは現役中学生バサーのみっちー氏。集合場所までの足が無く困っていた彼から初めての旧吉とあってどうしても参加したいとの願いを受けて、深夜から我が家で待機しウチの家族と一緒にやって来た。よっしゃ、まさに『乗りかかった船』とはこの事...徹底的に運転手させてもらいます。だから後で食事会の時には子供たちと遊んであげてねお兄ちゃん(^_^;)でもそのぶんデカバスが狙えるポイント案内するから、大船に乗ったつもりでまかせなさーい(爆)とは言うものの、エレキの接触が悪く動かねー!フットペダル裏をはずしていつでも配線をグリグリできる状態にしたものの、ペダル固定できず踏みにくいったらありゃしない、でも文句言わずに頑張るよ、とほほ・・・
いよいよスタート、まずは運試しにストライプ煙突対岸ブッシュへテキサスリグを撃ち込んでゆく、バックシートからは沈みリップラップにライトテキサスか何かを送り込んでいるようだった。だが朝一の反応は無し、これだけでその日の状況をおおよそ推測すると「厳しい」となる。それを証明するかのように上流JR鉄橋周辺で粘ってみたが小一時間ノーバイトだった。デストロイヤーズカップに参加していたY`s氏&森実氏と出会いご挨拶、お2人もまだキャッチできていないとの事、んーやっぱ渋いですねぇ。だがその日の「渋い」とは、安易にバスと出会うことが難しいだけであって、きっちり考えて正解を導き出せばむしろ良い個体が釣られずに残っている状態でもあると考えられた。天候はほんの少し雨がパラつくのかな程度の曇り空、おかげで未明から気温はずっと20度弱で変化なく水温もまずまずだし風も無い。間違いない、一見渋そうに感じるのは『マグレアタリ』が無いだけにすぎないのだ。ふと気付くと、河口堰が開いたようで、水面がにわかに流れはじめていた。この流れはじめの時間帯はチャンス!ホテイアオイ溜まりのカバー下を撃つならバラバラに流される直前の今しかない(隙ができているから)と考えてJT裏排水場周辺まで移動した。だがそこでエレキ芯に絡まったウィードを取り除こうとペラをはずすと案の定シャーピンがヘの字に曲がっていた。そこでペンチで叩いて...はずれたのはいいがそのまま勢いよく水中へポチャン!って(@o@;)おーまいがっ!しばし途方に暮れながら漂流。通りかかったたけ氏に頼み込んで予備のシャーピンを譲ってもらい、はぁ〜助かった..(たけさんありがとう、感謝っす)ようやく対岸ホテイアオイエリアへ到着し、このカバー攻めをするにはタックルバランスに難があるみっちー氏に「嫌じゃない?」と聞くと、気遣ってくれているのか「菊○さんと釣り行くとこんなんばっかなんですよー、しかも陸っぱりで(苦笑)...だから慣れてますし嫌いじゃないですよ。どんな(デカい)バスが飛び出してくるか判ってるんでむしろ楽しみです」との返事。おぉ〜っ言うねぇ、ならば遠慮しませんよ、徹底的にいくぜー!
そこの桟橋どうだっ!と送り込んだブラッシュホグに待望のバイト、渾身の力をこめてフッキングしたら残念ながらすっぽ抜け。飛んできたルアーが耳元をかすめる、ひゃっあぶねー。しばらくするといし氏&大谷氏ペアが近づいてきた、ボートを並べてしばし休憩タイム...状況を尋ねたらサイズはともかく一匹づつキープしているとの事。ホテイアオイはどうですか?と聞かれたので桟橋で反応があった旨を話したら・・・別れてすぐにその桟橋近くでヒットさせてる、げ!網まで出てるよ、遠目から見てもグッドサイズや(T_T)いやいやあれはいしさんだから獲れた魚、気をとりなおしてその後もホテイアオイを撃ってゆくが、高圧線下まで流してギブアップ、移動を決意した。気分を換えて一気に中流域まで走ろうか、とエンジンをかけて...「やっぱり上流っ!」弱気なままじゃダメだ、今日はいい魚が獲れる日なんだから、だから川崎橋を攻めなくてどーする!
で、やってきた川崎橋手前右側のウィードを攻めているとチャプター参戦当時からの友人である松尾氏が近づいて声をかけてきた。この時期を大得意とする彼は嬉しそうに「狙い通りにいいのが釣れるよ」と笑っていた。キーパー5本換算すれば5500g超だねと言い残して最上流へ向かった彼の言葉に、未だノーフィッシュな我々は心地よいショックを受けながらもテンションを高めてゆく。いま自分のボートが浮いているのはまぎれもなく彼がいつも入っているエリア、それを笑って譲ってくれたうしろ姿に感謝しつつ果敢に攻めることにした。橋脚に移り下から一流し、ショートバイトを感じたり肉眼でもいくらかの魚体が確認できた。ならばと橋をくぐりダウンストリームでルアーを流していたところ、バックシートから歓喜の声が聞こえた!バスの引き+流れの影響をまともにくらい、みっちー氏のスピニングロッドはものすごい弧を描いていた。差し出したネットに収まったのは満足の43cmキロアップだった。よかった...これで船頭として私の責務は果たせたぞ、あとは自ら釣るだけだ。
「夢よ再び!」と吠えながら辿り着いたは市場橋、同じように橋脚に流れて絡まっているウィードカバーを重点的に狙ってゆくがここは反応なし。ならば今度こそ中流域(特に共栄橋)まで移動しましょう!三つ合堰のところからスロー走行で将棋屋裏を進んでいたら、一昨年のクラシック琵琶湖ラウンドをご一緒した池田氏のレンジャーが近づいてきた。すれ違いざまに状況を確認すると、やはり共栄橋で調子良かったとの事。これで確信した、キモを橋脚においた自分の戦略は決して間違いではない。絶対に一本獲ってやると気合いを入れて共栄橋に到着すると...抜群のポジションに一艇のボートが入っていた、ガイド中のセニョール氏だ。邪魔にならないよう静かに離れた位置を撃ってゆくが、かなり減水が進み浅い場では魚がいないこともはっきり見えるような状態で、案の定釣れない。そうこうしているとセニョール艇でまずまずのサイズがキャッチされる光景を目撃、やっぱあのポジションあのピンポイントだよなぁ・・・するとセニョール氏が声をかけてきた。軽く一言二言会話をして、それが『JIJIさん(この場所)お次どうぞ』とうながしてくれている事だとテレパシーで感じた。
数分して空いたそのポジションに入り、ここぞというピンにダウンショット(クロステールシャッド)を投入。すぐに結果は出た、あがってきたのは37cm600gフィッシュ。ごく普通のキーパーだが狙い通りに釣った一本は気分がいい、これでウェイインできると安心したから正直なお嬉しかった。
よっしゃこれで最低限の結果は出た、あとは楽しくいきましょう。そうと決まればセコ釣りはもういいや、せっかくみっちー氏も初旧吉なんだし...ラスト一時間もないのでさらに大きいヤツ狙いにいこう!三つ合堰方面に戻る途中、ちょうどリバーチャネルに絡む新高橋ケタを狙っていたはんじ艇でのヒットシーンを目撃、はんじ氏もバックシートの75氏もボートで旧吉は...もしや初めてじゃなかったっけ?この状況でその狙いは見事、さすがです。将棋屋裏で一人乗りになったぐっちー氏を発見、さすがにこの急流で前半は操船に気がいってしまい釣りどころじゃなかったみたい。でも見た感じずいぶんボートの扱いも慣れてきたようだった。もうあまり時間が残っていませんが頑張ってくださいねー、でも2本獲られると私の「将軍」連覇になっちゃうんでマメ1本でいいですよー(^_^;)
三つ合堰を越え今切川に移動して、やってきたのは最下流東側にある広大なシャローエリアに突き出た岬。はたしてデカバスは回遊してきているであろうか?えいやっ!とキャスト・・・だが残念ながらノーバイト。最後の望みをかけて北島応神大橋東側のシャローフラット絡みのエリアで時間いっぱい粘ってみたが、これまた反応なくタイムアップ。ふぃ〜、お疲れさまでした。
終了間際までノーフィッシュ状態だったぐっちー氏はその後、最終最後で意地の1本をゲットされていました。あやうく私がまくられて「将軍」連覇するところでした(爆)一方、前半一人乗りだったmach-a氏は朝のうちに心おきなく自身の釣りを展開し、何と1935gというビッグフィッシュの獲得に成功!ウェイト勝負のTNB(徳島ネットバサー)戦で堂々の優勝を飾りました。mach-a氏の二冠を阻止しSNB(四国ネットバサー)最強戦を制したのは、mach-a氏にTNB3勝目を阻まれた大谷氏。得意のジグヘッド改(大谷リグ)で1650gフィッシュながら最長寸48cmをマーク、ついに四国最強へと登りつめました。
新高橋でラッシュをモノにしたはんじ氏&75氏も見事ウィイイン。来期からチャプター参戦ながら旧吉の厳しい洗礼を受け続けていたたけ氏もきっちりリミットメイク。倉敷から参加されたdrive氏はお見事40upをゲット!その友人ODA氏はmach-a氏のバスボートを満喫され40cm弱を獲得。いし氏は実力を充分に見せつけ45cm(最強戦3位)をゲットTNB準優勝に輝いた。キューヨシ初陣のみっちー氏、43cmの4位は立派。ちなみに私はSNB最強戦・TNB戦ともにブービー賞でした、おそまつ...m(_
_)m
ボートをあげてから三つ合公園に場所を移し、その後は楽しい食事会。今回は『男の手料理』を出店してくれる面々が皆さん残念ながら欠席だったのですが、参加者の奥様たちが食事を用意してくれて腹ペコの我々を迎えてくれました。いつものように参加者がチャプター戦やショップ大会でゲットしてきた賞品を持ち寄ってきたので並べてみると...バッテリーあり、リールあり、ライジャケあり、謎のCDーRあり(*^_^*)と今回も豪華でした。ドリンクバーを出店されたはんじ氏にお願いしていたウメッシュを一気に2缶飲み干してすっかり出来上がってしまった私は、幹事業をすっかり忘れてOFF会なのに自己紹介や釣果報告の時間を設けず、あげくのはてには集合写真まで撮らないまま、実にまったりとした食事会&トークとなりました。
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