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Field report


府中湖 5月19日(日)曇り一時大雨

ひさしぶりに府中湖で釣りをすることになった。その日は内場池で開催されるアルティメイトカップに飛び入り参加しようかなと思っていたのだが、JB早明浦戦で相棒の中村氏から誘いが・・・それも久々のBASS BATTLEを府中湖でやるというのだから行かないテは無い。2つ返事でオッケーである。
今回は純粋なバトルというよりも、我々BASS BATTLEの幹事&別の軍団率いる仲間たちとの合同大会らしく、向こうの軍団からは相当強力なメンツが参加するらしいとの事。よくよく確認すると、先日のJBトップマスター戦で堂々8位入賞の本常プロをはじめJB早明浦でもチャプターでも上位常連の豊嶋プロや渡辺(兄)プロが来るらしいのだ。幹事同士では互いのミニ大会のレベルの高さを誇示するように「ウチは強いでー!」「いやいやウチにも強い奴おるでー!」といったやりとりが行なわれていたとか・・・そりゃぁ我々BASS BATTLEメンバーは、いくら地元ショップ大会で優勝経験者が多いとはいえ、元々は職場の釣り仲間という狭い範囲から集まった仲間である。数々のショップ大会などを通して集められたような軍団に対抗するのは無理があるかもしれない。しかしだからといって軽視されるのは黙っていられませんぞ。ここはひとつJB早明浦の前哨戦としてきっちり見せつけておきまっせ!つーより何より、いついかなる場合とて・・・

『府中湖で負ける訳にゃぁいかんのよ』

そもそもBASS BATTLEメンバーで公式戦に出場しているのは我々ペアだけ、どうしても期待されているのがひしひしと感じられる。くぅーっ、こういうプレッシャーも久しぶりにいいもんだ。さあ頑張りまっせー!!

カヌー漕艇練習をしていなかったが、万全を機してエリアは南湖(高速より南)&古バスワンドのみとなった。得意のメッキワンドが攻められないのは残念ではあるが、条件は皆おなじことと割り切っていざスタート!こういう大会は最初が肝心、ウロウロ走りだす連中にぶちかますため高圧線下西岸の絶壁エリアに入る、絶対の自信を持っているポイントだ。ファーストキャストからキャッチするつもりだったが、しばらく通っていないブランクかな?アタリが無い。それでも数投目にきっちり当てましたよキーパー一発目!これみよがしの「よっしゃー!」に皆が振り向く、気持ちいいねぇ。
でも借りもののボートのライブウェルポンプが壊れていたのに唖然(@@;)セルフでの水汲みが後に苦労を強いられることになる事を、この時点ではまだ知るよしもなかった。

その後、300g〜500g程度の豆バスをいくつか追加させながら北条池流れ込みエリアまで南下する。だが勝負に必要なサイズのバスには全然出会えず、よりタイトにカバーを攻めていた相棒のリグが水中に沈む枝に何度も引っかかりまくる。さらにバックシートから沖目をフォローする私のクランクにもバスは一切反応せず、曇ってきた空の天気と同様にボート上ではどんよりとした空気が流れはじめる。

このままではいけない!我々は勝負をかけて再びスロープ方面に戻ることを決意、古バスワンドまで大移動を行なうことにした。事前に仕入れていた『サミー(トップウォーター)好調』の情報をもとに途中のシャローではバズやノーシンカーなども含めて表層を重点的に攻めてみるが、アタックしてくるのは200gにも満たない豆バスばかり。キッカーフィッシュの実績が高いスロープ前の橋脚でサミーが水中に引きずり込まれた時はドキドキしたが、やはりこれまた手の平クラスの豆...さらに雨まで降りだした、こりゃ弱ったなぁ。
レインウェアを用意していなかった私に「ちょっと(この高速下で)雨やどりしていく?」と相棒が気付かってくれたが、ライブウェルの中の状況はそれを許すはずなかった。「いや、古バスワンドに行きましょう。先日の早明浦(←すごい降っていたのです)みたいなコトも無いだろうし...」と言って、ボートは動きはじめた。
で、古バスワンドに入ってすぐの事である。にわかに空が暗くなったかと思うと間もなく、まるでマンガに描かれているかのような集中豪雨が襲ってきた。うわわっ、と身体を丸めてジーンズが濡れるのをガードしていたが、何の役にもたちません。こりゃ立っていたほうが濡れる範囲が最小限ですむぞ、こうなりゃ好きなだけ降ってしまえー!そしてデカバスの活性を上げてくれー!  ・・・何気なく私はある歌を口ずさんでいた。

『♪激しい雨が俺に叫ぶ、なにもかも...変わりはじめるぅー!』
そう・・・まさにこの大雨でその日の我々の釣りが、なにもかも変わりはじめたのである。

雨が小降りになり間もなく入ったエリアで、ついに相棒がブッシュのなかからキロアップを獲りあげた。これが怒涛の1000秒の幕開けとなった。攻めるポイントポイントで必ずといっていい程バスがヒットする、それも大型ばかり。しかし感じるバイトはコンッ!という一度だけ、しかも浅い。そのため私と相棒共にフッキングミスを一度づつ、さらに私は痛恨のアワセ切れでロストという詰めの甘さを実感しながらも、通算4匹のキロアップを一気に獲得することができた。
エリア最後のポイントであるカバーから、その日一番のビッグワン(推定1400g)を仕留めた相棒とがっちり握手をした頃には、雨はすっかりあがっていた。

さぁ残るは朝一でキープした700gフィッシュを入れ替えよう、それが50アップに入れ替わるかどうかが我々の優勝を決めるはずだ。そうお互いの認識を確認し合いライブウェルをもう一度覗きこむ、しかしこれが地獄の1000秒のスタートだった。そこには信じられない光景が待ち構えていたのだ。何と推定1200gフィッシュがひっくり返っており、息もたえだえ今にも逝ってしまうそうな黄色い目になっていた。やばい、吸水循環装置は壊れブクブクポンプすら無いライブウェル内での蘇生は絶対に無理だ!そこで逃げられるリスクを覚悟してネットのなかにバスを入れ、湖面に直接つけてエラへ新鮮な水を送り続けることになった。だが、そうこうしている間にも、ライブウェル内の他バスまでもが急激に元気を失いつつある。幸い予備のブクブクポンプを友人が持っているのだが、それを借りようにも友人艇と接触できるまでの移動時間をバスが耐えられそうにない。我々は一切の釣りを中止して水の入れ替えと蘇生作業に専念せざるを得なかった。

ようやく何とかバスも落ち着き、スロープ前で友人艇と出会いブクブクポンプを手に入れることができた。
残るは約1時間、我々は再び古バスワンドに戻って最後のデカバス狙いを試みた。しかし結局それ以上の入れ替えは叶わぬままタイムアップ。約5500gという充分のウェイトながら数百グラムの差で2位...まぁ歴戦の強者を向こうにまわして彼等のお立台独占を阻止できるポジションに飛び込めたので満足でしょう。でも翌週(JB早明浦本戦)のしっぺ返しがコワイコワイ・・・爆


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