Field report


旧吉野川 1月20日(日)曇り

二十四節季のひとつ大寒(ダイカン:一年で最も寒いといわれる日)に、2002年の初バスを狙って旧吉野川を訪れた。今回は大会にまったく関係ないプライベート釣行なので、朝までゆっくり寝て仮面ライダーアギト見て(^_^;)からの出発。いつもの今切スロープにたどり着いてボートを降ろし、10時からのスタートフィッシングとなった。
まずは中〜下流方面から狙ってゆく。元将棋屋裏には他ボートがいたので、新高橋のケタや周辺にステイシーを通すが...さすがにハード系じゃ難しいかな?幸先の良い出だしを期待していたのだが案の定ノーバイトで移動を決意する。入ろうと思っていた馬詰テトラにも他ボートがいたのでパスして一気に下流域までボートを走らせる。牛屋島大橋周辺、長岸テトラ、新広島橋横テトラ、空港大橋ケタ、そして最下流リップラップ地帯をテキサスリグ等で果敢に攻めてゆくものの、まるで釣れない。意気消沈してUターン、とりあえず戻っていると途中で中山(コゾウ)プロに出会う。「釣れんでー」と挨拶し当日の状況を尋ねると、拾い釣りながら数本獲っているとの事...さすがトップマスター選手やなー。氏いわく「今日のキーは水温みたい、この辺いちばん高いでしょ」って。言われてみればその辺りは8.4度、他エリアは8.1度だったなぁ。今回自分はテトラだとかケタだとかストラクチャーを重点的に釣りしていたのだが、定石通りに水温の少しでも高い場所を探すのもいいかも。情報サンキュ!

当日は午後から雨模様の天気予報だったので、このまま初バスに出会えず粘りの釣りをしているうちに雨に降られてしまうのは必至。ちなみに前週スロープ横の草刈りをして駐車スペースの拡張を行なった(右画像参照)のだが、もしチャプター本戦で雨になった場合、拡張した部分の地面はステーションワゴンなどの普通車で大丈夫なのか疑問だった。もしこのままノーフィッシュだったら、駐車スペース地面の具合を確認して帰ろう、それだけでここまで来た大義名分になる。なんて、そんな弱気心すら芽生えはじめながらボートは三つ合分岐点にまで戻ってきた。

ポカポカ陽気だった前週は調子良かったらしい上流域・・・しかし当日は全く釣れそうな気がしない。いかにも冷たそうなクリアー水質のため、バスが居ないこともよく見える。結局JR鉄橋より上には行くこともなく、市場橋のケタと久々のシークレット土管を狙うことにした。ここは一発大物ポイント、でもレギュラーサイズでいいからバスに会いたかったのでライトリグで丹念に探ってゆくがノーバイト。うーむ、あきまへん、上流は諦めることにした。
さて最後のエリアだ、たのむぜ!と願いをこめて今切川へ飛び込む。
右側通行で一気に最下流の矢板まで走っていると、途中で水温計が8.4度を示すエリアを通りすぎた。しかし長くテトラが延びているだけの場所で、いまひとつ攻め手に欠けるんだよなぁ... で、結局パスして矢板ポイントを狙ってゆく。しかしここでもバスの気配は無い。対岸に渡りブレイク絡みの岬状になったポイントにテキサスリグを送り込むが、これまた不発。やっぱり大寒の日に釣ろうなんて、私にゃまだまだ無理なのか?ボートをUターンさせて先ほど水温が高かった場所の対岸へと移動する。だだっ広くアシが続くエリアだが水温は8.6度、こりゃ全エリアのなかで一番高い場所だ。よしっ、ここで最後のチャンス。気持ちを切り替えてTDサイレントバイブやらスピナベやら投げまくり、でもバイトすら無いもんだから長くは続かない。そこで取り出したのがキャスティークベイト(笑)しばらく使う機会がなかった#4/0フックをセットして、ノーシンカーの泳ぎ具合を確かめながら何投か表層を引いてくる。そしてちょっと深目まで落とし、水深約2〜3m程度のブレイクショルダー部分をかすめるように通していたら、マジで来た!ガツンと明確なアタリをあわせると、すぐに横っぱしり。慌ててボートの後部デッキに飛び移ってエンジンペラに絡まれそうだったのを回避する。それからはあまり抵抗することもなくあがってきたのは45cm1250gフィッシュ、うぉー、こりゃ嬉しいぞ。待望の初バス...この一匹に出会って2002年もようやく始まった気がした一日となった。