Field report


府中湖 10月13日(土)晴れ


気のあう仲間たちで意地とプライドをかけたバス釣り大会『BASSBATTLE(バスバトル)』...一匹長寸の陸っぱり大会からはじまって今年で7年目を迎える。今では公式トーナメントルールに準じたボート釣り本格的ミニトーナメントと言えるくらいになった。手前味噌ながら、出場している仲間たちも実力派揃いでレベルは高い。公式戦に多く出場している私はバッティングが多くなかなか参加できなかったのだが、今回は府中湖で1ボート2名乗船によるペアマッチを行なうことになっていた。ちょうど1名不足人員がでていたところ、私がチャンピオンシップのプラに入らなくてもよくなり(苦笑)バトルに参加できることになったのだ。私を乗せてくれるのは本年度TRAPカップであと1戦を残して年間総合チャンプを決めた強者の久〇氏、昨年まで私がJB琵琶湖戦でも使用していたアルミボート・サベージ号の後継者である。「うーん、このペアは反則やろ」とか自分で思いつつも、そううまい具合に勝てるもんじゃないのは百も承知。まぁ楽しくやりましょうとお互いに言いあってスタートフィッシングとなった。

当日はカヌー漕艇の練習をしていなかったにもかかわらず、一応気を遣って南湖エリアのみでの勝負となった。個人的に得意のメッキワンドや砂利取りワンドを失ったのはつらいが、ボーターはポンプ小屋周辺に自信があるらしい。しばらく府中湖にブランクのあった私はとにかくボーター主導に従ってバックからの着実なフォローに徹することにした。
上流綾川方面へ一目散に走ってゆく連中を横目にポンプ小屋ワンドに入り、一定のスピードで流しながら岸際をテキサスリグで撃ってゆく。久しぶりの私にとってはどこを見ても釣れそうな朝一の風景なのだが、いくら攻めてもバスの反応は無い。この状況ではボーターと同じ事を後ろでやっていても釣れるはずないので、私はスピナベで後方を広範囲にフォローしていった。で、結局のところ初フィッシュを獲ったのはポンプ小屋ワンドを出て南にある大きなカーブに位置するカバー(ブッシュ)の中からだった。
ようやくの300gフィッシュをキープしたところで、ボーターが作戦変更を決意した。当初はポンプ小屋と高速橋のあいだのボディウィーター沿いのみで勝負するはずだったのだが、それでは難しいので南への大きな移動を行なうことにしたのだ。これには私も賛成、そうと決まればさあ移動だ!

ブタ小屋ワンド近くから西岸を流しながら、ホテイアオイのカバーを重点的に攻めてゆく戦法...もちろん私はちょっと沖目をフォローする。しかし当日のホテイアオイは不振で、まったく沈黙のまま田中ワンド対岸まできてしまった。もっとも、バスの反応は沈黙でもボート上ではひさしぶりの相手との釣行に話題は事欠かず、ずっとお喋りしっぱなしだった。そういう訳で気がつけば競技時間は残り半分・・・そこで私は本格的ボトム攻めを提案し、近場にあるブレイクをしばらく攻めてみた。しかしここも反応が無い。うーん、やっぱり綾川が正解だったのか?ならば梅橋ブレイクなのか?

意を決して綾川に入ってすぐの小さなポケット、溜まっているホテイアオイの中でボーターがついにキッカー級フィッシュを掛けた!しかしヘビーカバーから一気に引き離そうと強引なフッキングをしたためバランスを崩し大転倒。あとのまつりで魚は見事にバレてしまった。惜しいぃぃーっ!でもあわや落水だったけど何とか助かったし、下敷きになったロッドも折れていなかったのは幸いだったよね。と、気をとりなおして一級ポイントである梅橋周辺まで辿りついた。だがそこには我々のさらに後輩、私から久〇氏を経て彼へと渡ったジョンボートの後継者たちが「釣れましぇ〜ん」と困っていた。しゃあないなぁ、という訳で、その魚探すら付いていないジョンボートの後輩にむかって「そこらへんがブレイクになっとるけん」と告げ、我々はその場を彼等に譲りさらに上流へとボートを進めた。
滝宮公園にさしかかる赤橋の橋脚でダウンショットにヒット、これは重いぜ! 期待をよせてあげてきたものの、何のことはない、シンカー部分が他人様の捨てラインに絡まっていただけで300gフィッシュだった、ありゃ残念。直後、公園の大岩エリアを狙っていたボートのほうがにぎやかになった。(後の表彰式で聞いた話だが小型バイブレーションで600g級を7連発だったそうな、ひゃぁ!さすが優勝ペアは狙いどころが違う。)テンションの高まっている仲間ボートの脇をそそくさと抜け、我々は公園よりさらに上流部へと移動した。しかしそこではスピナーベイトに300g弱フィッシュが反応してきただけで、同じ巻きモノを使っていたにもかかわらず、タッチの差でにぎやかモードに乗り遅れてしまったようだ。これまた残念ねん。

結局その後はスロープに戻りながら少しでもウェイトアップをはかるべくせっせと攻めてみたものの、釣れたのは300gにも満たないマメバスばかり...超スモールフィッシュ賞も手伝ってぶっちぎりの6艇中6位という結果になった。わっはっはー、ダメじゃんオレタチ(爆) 負け惜しみながら久しぶりに釣果だけに必死にならなくていい大会を楽しむことができたのは正直嬉しかった。それはボーターの久〇氏も同じだったようで、「おもしろすぎて(競技時間が)あっという間やったねぇ」って...はい、その一言が聞けただけで勝てなくても充分楽しい一日になりました。こちらこそ、乗せて頂きありがとうございました。
表彰式後、梅橋のブレイクで良型を揃えて「ようやく久〇さんに勝ったぁ(^o^)/」と喜ぶ後輩を誘ってうどん屋に駆け込み、満腹で一服。ある秋の一日はこうしてすぎていったのでした。