Field report
旧吉野川 7月25日(水)晴れ
旧吉野川が釣れているらしい。もともとアベレージサイズには定評のあるグッドサイズの宝庫だが、ここんとこ釣れたという話のなかでは驚きのウェイト続出である。つい先日のアルティ・カップでW辺(あんちゃん)プロに聞いたところでも、前々週に5匹リミット換算で6500g超のウェイトを記録したと言うのだからビックリだ。釣りガイド業も行なっているあんちゃんプロだからこそのビッグウェイトだというのは判っている。でも本当にそんなに好調なのだろうか?私でも4〜5kgとか釣れちゃうのかな?
とにかく行ってみなけりゃ始まらない、釣ってみなけりゃ判らない。無理やり有給休暇を取得して勢い込んで出かけることにした。よーし、50アップを含み6kgくらいデデーンと釣ってやるぞー!待ってろよキューヨシ!!
午前6時、すっかり明るくなった今切川スロープにたどり着き準備を行なう。学生さんたちは夏休みとあって、すでに何艇かの早朝トップ野郎たちのカヌーやジョンが浮いていた。ランチングを終えボートのエンジンをかけようとしたところで、対岸の東邦レーヨン水路を攻めていたカヌー連中から歓喜の声があがる。どうやら相当いいサイズを釣りあげたらしい。そんな声を聞いてしまったら、もう移動するのすらもどかしい。心が叫ぶ、「一秒でも早く釣りたーい」 気がつけばロッドを握りしめ、すぐそばのアシ際にキャストしている自分がいた。そして数投目、スピードワームをひったくっていったのは900gの良型、おほほー幸先いいぞ。
よしよし、朝一のグッドコンディションを逃がしてはいけない、移動で時間をくわれるよりこのままエレキで流しながら攻めるに限るぜぃ。
三つ合橋手前のワンド近くにあるブレイク...ウィードの生え具合を確かめるため常吉でシンカーを引っかけながらピョンピョンさせて巻いていたらグイーッと引っぱられる。何なく寄せてきたのは800gフィッシュ、これもいい感じだ。
堰を越えて旧吉本流に入る。お気に入りの対岸では以外にも不発。この場所も厳しくなったものだ、今年はもう使えないかもしれないかも...一日中張り着いていられるポイントが無くなったのは辛いなぁ。
気をとりなおして西岸の水門周辺を攻めることにする。アシ際に落としたノーシンカーのラインが横に走った。藻ダルマになりながらネットに収まったのは久々のグッドワン。これは1年半ぶりのランカーか?との期待むなしく49cm(腕をいっぱいに伸ばしても尻尾部分が写らない...笑)あまり太っておらず1700gだがきれいな個体だった。
その後、昔のお気に入りだったJR鉄橋近くのシャローを流すがノーバイト。ちょっと移動してJT流れ出し手前のオーバーハングでは、甘い甘いジェリーな匂いを放つUSAモンのカーリーテールワーム(ショートスプリット)に900gフィッシュが食ってきた。いやはや本当に『釣れればデカイ』や。
さらに遡って最上流をチェックするが、無風だし魚は見えないし・・・活性も低いと判断して移動を決意する。日も高くなってギラギラ太陽が肌をさす、汗はあごから滴り続けている。我慢できなかったので一気に中流域の馬詰テトラエリアまでボートを走らせた、ちょっと爽快だ。ただしクーラーボックスを忘れていたんでペプシはすでに温かった、でも喉乾いてたので無理やり飲んでみた、やっぱりマズかった。
テトラでは釣れると思っていたので集中力をもって攻めていた、すると小さな水門のところで900g超フィッシュをゲット。そのまま流していたら浮いている見えバス発見、まかせなさーい!の2inセンコーで何なくキャッチ。さらに隣の水路との合流地点、水深4mのボトムをブラッシュホグ・テキサスで引いていたら770gを追加することができた。でも現時点で一番小さいキーパーは800gなので770gじゃ即リリース対象なんだよね。うーん、一度でいいから大会本戦でこんな余裕をぶちかましてみたいぞ(爆)
今度はさらに下って長岸テトラを攻めることにした。しかし期待の沈みテトラでは全く反応が無い。よく釣れている割に期待していたポイントが沈黙なのは問題ありだ。なぜならこれまでにキャッチできたような魚は、必ずしも本戦で獲れるとは限らない、むしろ獲れないと考えていたほうがいいだろう。だとすれば着実にウェイトを稼げるポイントこそが必要となる...しかしそれがダメなんだから、やっぱ問題だぞ。で、ついでに攻めた対岸で800gが釣れちゃう。これも出会い頭みたいなもんだ、やれやれ。
もっと下って新広島橋までやって来た。橋脚などを丹念に流してゆくが、ここではギルにつつかれただけだった。で、今度はその下流のアシ際で900gが釣れちゃうなんて...どうやらこの日はマンメイドストラクチャーは悪く、自然のアシなどが良いみたい。でもテトラには居るはずなんだけどなぁ、ますます混乱してきた。
ボートを反転させ、牛屋島大橋のテトラまで戻ってきた。「このテトラに居れば、まずテトラはある意味正解だろう」そう考えることにして、橋裏の日陰で休憩中の営業マンに見つめられながら穴釣り・・・ちょい照れ。
ポコポコと泡の出ているところに送り込んだブラッシュホグにガツンと明確なアタリが襲う。潜られる前に一気に表層まで抜きあげ魚体が横を向いたところを確認する。わわわ、コレハデカイ!完璧ランカーや。どうよどうよ、そこのサラリーマンさん、格好エエっしょオイラ(爆)
しかしバスと私の目が合った途端グイグイ潜られてジ・エンド。ぐえっ、恥ずぅー。
バツが悪くてこの場所にはもういられない。なので一気に今切川まで戻ってしまうことにした。三つ合堰そばからゴロタ石エリアをドラッギング気味に流していると、オーバーハングの下でヌーっと重くなった。最初は抵抗しなかったので水の入ったビニール袋でも引っかけたかな?と思っていたが、ボートが静止するといきなりグングン強い引きが襲ってきた。あがってきたのは40cmちょいの1200gグッドフィッシュだ。
その後、ちょっと下って川崎テトラまで移動する。うわわ、このテトラが全部水没してるなんて、こんなウルトラ満水状態はじめてですわ。ならばとその日まったく使っていなかったスピナベでテトラの上っつらをゴツゴツ引きまわしていると、全然居ないと思っていたような場所からバスが飛び出してきた。実はこんな釣れかた、いろんな奴から聞いたり雑誌で読んだりしていたが、初めてである。つーか信じていなかった(爆) でもそのキロフィッシュは間違いなくいま私のバネ計りに吊り下がっている。んーと、半分だけ信じることにしよう。
午前10時30分、飲みものが無くなった。充分釣ったし、もうスロープまで戻ろうかと思ったが、まだ今切川下流をチェックしていなかったので最後に行ってみることにした。これでグッドワンを獲れば夢の6kg台だ!そう思って果敢に攻めてみたが、欲が出るとダメになるのはよくある事、それからは全くノーバイト。猛暑のなか結局40分くらい頑張ってみたけど...我慢できーん。冷やしうどんが脳裏に駆け巡ったので納竿とした。