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Field report


金砂湖 7月8日(日)曇のち晴れ

減水が続く金砂湖...でのバスフェスタ。

現在この減水期を利用してスロープ前の岬部分に体積した土砂(すでに陸地状)を浚渫作業している。普段は工事現場になっているため今のところボートや車両等の乗り入れは出来ない。そこをバスフェスタ主催の豊田氏が各方面に足をはこびスロープ入口を開放してもらい無事開催となったのだ。

今回は香川県のショップ(香西つりぐ・タイガー釣具)との合同開催であり、両ショップ主催ローカルトーナメントの年間ポイントに加味されるとあって、それぞれの大会に出場している連中が大勢参加している。私がまだアマチュアだった頃に地元野池で競いあっていた懐かしい顔にも出会う。JB・NBCではなくあえてローカルチームを組んで挑み続けるかつての戦友に、最近の調子はどう?と尋ねると、暫定トップを爆走中との事...さすが野池時代に私がどんなに頑張っても勝てなかった男たちだ。揃いのトーナメントシャツもさまになっている。
そんな連中をむかえてのバスフェスタ・・・朝から熱気はムンムンだ。おのずと私も気合いが入る。
今回も自分のボートが出せないため、現在バスフェスタでの年間暫定トップをひた走るネットバサー仲間のいし氏(右写真)に頼みこみバックシートに乗せてもらうことになった。いしさんと組みゃ百人力!これでホゲる心配はない(爆)しかし邪魔になる事だけは避けなきゃな。

スタート直後、一気に最下流までつっ走る。一番のりではなかったものの、どうにか岩盤の岬を確保して朝一フィッシュを狙う。開始すぐ、プレッシャーの無かった湖はこんなに釣れるのかというくらいに釣れるわ釣れるわ...200gにも満たないバスが(><;)
とりあえず、まだこのサイズはイージーに釣れると判断して即リリースを続けてゆく。ようやくアベレージの400gフィッシュが釣れたのは何十分後だったろう・・・

次々とポイントを離れてゆく他ボートを横目に、豆バスの群れのなかから少しでもましなサイズのみキープしてゆく。この場所は一発ビッグフィッシュの期待がもてるエリアだけあって粘りに粘ってみたものの、どうしても平均サイズ下限である400gを獲るのがやっとの状態...その魚にすらもまだ3匹しか出会えていない。うーむ、これでは勝負にならない。1時間後、ついに移動を決意する。
水通しの良い岬ばかりに照準をしぼり、少しづつ上流スロープ方面へ戻りながら攻めてゆくが、翠波橋をこえたエリアにまでたどり着いた時でもまだキープしている魚は4匹...およそ1800g程度という現実に少し嫌なムードが流れはじめる。
これまでに釣れたアベレージサイズのバスは水深約5〜7mのレンジに居たことから、気分を換える意味もこめて小川ワンドに飛び込む。ちょうど7m程度がボトムとなるエリアを陣取って丹念に攻めてみたが、これまた不発。そのうち周辺の山々を覆っていた霧もはれて猛烈な夏の日差しが肌をさす。標高のたかい場所に位置するリザーバーだけあって風が涼しいのが救いだが...急激なプレッシャーとあいまってバスの活性は下がってゆきそうだ、マズいな。

途中出会ったネットバサー仲間たち(右写真はY's氏&森実氏ペア)と情報交換するが、皆さんサイズが伸びずに苦労しているようだ。仲間たちの釣果を参考に大会全体の状況を推測してみると、このまま400g×5匹すべてを500g×5匹に入替えても...ダンゴ状態のなかでもがいているだけにすぎない事は明らかだった。
どうしてもコンスタントに600g近い魚を揃えてゆく必要がある。金砂湖に存在するバス...絶対数的に600gフィッシュは決して少ない訳ではない。必ずどこかのエリアで何かしらの方法でポンポンと釣れている事は容易に想像できる。我々に求められているのは、そのエリアを素早く見つけ次々と釣りあげることなのだ。しかしそれはどこだ?昨年であればもう少し水位が高かったので、スロープ前の岬を回り込んだ場所にのびるブレイクにバスは着いていた。だがそのブレイクが陸地となっている今、まさかそのすぐそばに溜まっていることはないだろう。下手にそう考えてしまった時点で、私は勝利の女神にそっぽを向かれてしまったようだ。

終了時間が迫っていたため、マジで最後の一匹が揃わなかったらお笑い草なので、イージーに釣れる豆バスのなかからちょっとだけましなサイズ(約250g)をキープしておくことにした。ははは...すでに弱気モードだ。
突如、グイグイとロッドを引く振動が伝わる。これはいいサイズか?と期待をこめて巻きあげてきたが・・・巨大ギルやんけ!さっきキープしたバスより長寸もウェイトもあるのが悲しい(;;)とりあえずネタになるので一枚パチリ!でも笑いがひきつってます(左写真)
大物狙いで投げていたテキサスリグにゲロ痩せのキーパーサイズがヒットした頃、すでに気の早い連中たちは混雑する撤収作業を避けるためにスロープへ戻りはじめていた。しかし我々はまだまだ止める訳にはいかない、ブタ小屋ワンド前からスロープの見える岬まで必死になって、少しでもウェイトアップするためにキャストを続けた。しかしそれ以上の入替えは望めず、上位入賞を目指していた我々としては惨敗の結果となった。
退屈せずポンポン釣り続けたわりにボロ負け...正直よくわからないうちに終了してしまった一日を振り返り、帰りの車中ではいつのまにか「うーん...うーん...」とため息にならない声でつぶやいている自分がいた。ふと気がつけば、隣でいし氏も何を考えるでもなくつぶやいていた。「うーん...うーん...」


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