Field report


早明浦ダム 3月31日(土)雪ミゾレのち晴

今年よりメインとしてプロトーナメントを戦う舞台である早明浦ダムに、今年になってはじめて出かけることになった。たまたまネットバサー仲間が行こう行こうという事になり、急遽ハナシが決まった早明浦ダム遠征...総勢6名ボート4艇という軍団でスロープに辿りついた。天気予報では、朝方小雨に見舞われるものの昼前には晴れるという事だったので、小雨パラつくなかでのボート準備も気合いが入る。

さっそく走りだすと目に飛び込んできた光景...おおっ山の頂きが白くなっているよ、昨晩の雨はこっちでは雪だったのか!
そんな気持ちを直撃するかのように、にわかに風・波ともに強まり冷たい雨が降ってきた。そこで上吉野川橋を越えてすぐの古味ワンドに避難、ワンドで風裏になる場所を攻めていこうという事になった。インレットまで攻めあがりながらレイクコンディションを探ってゆくが、かなり厳しい様子。結局アタリひとつないまま最奥部までたどり着き、Uターンをしたところでようやく見えバス発見!しかしぼんやり(悠々と?)泳いでいてルアーには全く反応してくれない、うーむ一体何なんだろう?
ワンドを出た我々は、すぐまた次の支流の下川に入り、さらには上流域まで移動して小松川に入るというラン&ガン戦法で狙ってゆく。しかしそこでもノーフィッシュノーバイト、こりゃ難しい。そこで他の仲間たちはどうなっているんだろうと思い、次に向かったのは本流の最上流近辺。しかしボートを奥へ走らせるほどに水温は下がってゆき、ついには7度台まで落ちてしまったところでいし氏を発見したので話を聞いてみた。すると最上流に至っては水温6度台でバスのバの字すら気配がないとの事。こりゃ行くだけ無駄ですねー、という訳で少し下りはじめたところで天候が急激に悪化してきた。吉野川との分岐点対岸にあるワンドに避難した頃にはジャンパーはずぶ濡れ、同乗していたぐっちー氏は隣でガタガタ震えてルアーをリグる指先さえも動かせない様子。こりゃマズい、寒さで人間自体がまいってしまう。そこでさらに大きく移動、下流のワンドなら水温も高いだろうと飛び込んでみるものの、周囲の山あいから吹き降ろされる吹雪が満開の桜をすり抜けながら我々のボートを直撃だ。どうしても我慢できなくなった私は、せっかく遠く徳島から来て頑張ってキャストを続けているぐっちー氏に悪いなぁと思いつつも「すみません、クルマに戻って暖とりながら休憩させてください」とお願いしてみた。するとぐっちー氏いわく「そ...その一言を待ってましたぁぁ」

てな訳で一気にスロープまで戻る、もうハンドルを握る手はかじかんでしまい係留ロープすらまともに握れない。それでもボートを強引に横着けさせてパジェ郎に逃げ込む。アクセルをふかしながらヒーターを最大にして、まずは濡れた身体をタオルで拭いてゆく。ようやく落ち着いたところで昼食タイム、ちょっと冷たいおにぎりをお腹が冷えないようによく噛みしめながらパワーを蓄えてゆく。約20分の休憩で体力と体温を回復できた我々は、おりしも天候さえ回復しはじめた感のある湖面に再びボートを出した。とにかく一匹だけでも釣りたいゾ、頑張るべぇ!

スロープ対岸を一流ししたあとで、ほど近い大西(屋形船)ワンドに入る。そこで4馬力エンジン搭載したジョンボートで頑張る耕助氏と出会う。さぁもう少しだけ頑張りましょう。相変わらずミゾレまじりに小雨が時折降ってきたりするが、どうにか耐えられるかな...ワンド奥の岬部分、水深約4〜5mをZOOMスピードワームのテキサスリグで攻める。この集中力を持続しているうちに釣れてくれ!と願いが届いたのか、待望のバイトが伝わってきた。普通のキーパークラスながら嬉しい一匹だ。しかしその後も雨が続きバイトは遠のく。そこではんじ氏&75氏の乗るマーキュリーパントと合流するため下川へ移動、またもずぶ濡れになりながら最後の望みをかけて立ち木や岩盤を狙ってゆくが残念ながらバスの姿を拝むことはなく納竿となった。

ボートを片付けはじめると何故か雲は晴れてきた、サングラス無しでは眩しいくらいだ。「あと2〜3時間早く天候回復してほしかったよねー」なんて話しながら周りの山々を見上げると、その頂きは朝よりも多くの雪化粧で我々を見守っていたのでした。とほほ・・・