Field report
旧吉野川 3月29日(木)小雨
ひさしぶりに平日有給休暇を取得して、ひとりで心ゆくまでのんびり釣りをすることになった。さてどこへ行こうか?と考えて、はっと気がついた。その日は高速道路が板野インター(旧吉にほど近い)まで延長開通する日だ。それまでのチャプター戦では往路は朝なんで国道でもスイスイだったのだが、何せ帰宅時は夕方ラッシュと重なり時間がかかりすぎてウンザリ、しかも満足に釣れない日がほとんど(そりゃ腕のせいですが...)なんで、渋滞にイライラ睡魔にウトウトと大変だったのだ。しかし今回からは高速道路を利用してスロープから実質1時間強で愛する家族の待つ家に戻れることになる。「よしっ、インターの場所など調べるついでもあるし旧吉野川に行こう」という事になった。
しかし低気圧の通過により不安定な天候と寒さが予想されるなか、バス君は釣れてくれるのだろうか?そっちが心配だじょー。
さてスロープに到着、以外なことに誰もいない。当時発売されたばかりの号のルアーマガジンで特集されている旧吉野川を、その日は私が貸切りしたという訳だ。ははは、こりゃいいや。ゆっくりとボートを降ろしてまずは上流方面へ向かう。そろそろ楽しめる予感のあったJR鉄橋横シャローには陸っぱりバサーが陣取っていたので一気にJT裏の排水口周辺まで走る。そこから上流川崎橋までのスポーニングエリアをチェックしてみるが、あいにく水質が悪くネストの発見は困難だ。それならそれでいいか、今回は大会でもプラでもないので無理やりスポーニングバスを直撃することも控えておこう。
その後急激に風が強くなり工場からの煙も真横に流れている。こりゃたまらん、人間のほうが耐えるのタイヘンになってきたので、風裏の平和なエリアを探すことにした。でもその前に、昨年調子の良かった三つ合堰近くのエリアで、これまた昨年のフェイバリットであるZOOMスピードワームをノーシンカーで放ってみた。強風と河口水門が開いているせいであっという間に流されていたライン...がピタッと止まったのは2投目。ん?という気持ちでアワせてみるとレギュラーサイズながら腹パンパンのグッドフィッシュ。よかったぁ、またノーフィッシュだったらどうしようかと思っていたんよ。バス君ありがとねー。
しかしその後、水面は完全に沈黙する。もちろん白波は立っているわ時おり雨は叩きつけるわで決して静かではないのだが...私のロッドだけはそりゃもう悲しいくらいに静かだ。気分転換のため何度かエンジンをかけて全開走行しながら、馬詰〜鍋川周辺〜広島橋〜最下流へとポイント移動を繰り返すが、行く先々でバスの反応は無く自慢のテンションも急降下となる。
ええいこれではラチがあかない!仕方がないので、先日ガイドを行なった際に同乗者が素晴しい実績をあげたクロステイルシャッド(アユ)の常吉を試してみることにした。これで釣れても釣れなくても納竿を決意して今切川に戻る。三つ合堰にほど近く川幅の狭いエリアにあるリップラップ風の捨て石を丹念に攻めていたら、ようやくキーパーあるかないかの豆がヒット。はぁーっ、おつかれさまでした。
ちなみに、疲れた身体に高速道路は...やっぱり便利だという結論になりましたが、そこはそれ、チャプターでは入賞しない限り罰ゲームとして国道帰宅というのを自らに課すことにしよう。