Field report
旧吉野川 3月4日(日)春の嵐
2001チャプター香川開幕戦にむけてプリプラを行なうことにした。
課題はただ一つ『タフった春パターンの攻略』である。しかし実際にすでに旧吉野川バスが春パターンに移行しているのかが疑問だった。プライベート釣行した人からや前週開催されたウィンターカップ(都合により欠場)の結果情報からみても、ちょっと気の早いバスがシャローに浮き気味...それも比較的暖かな日に限るといった様子だし、数日前より雑誌取材で旧吉入りしていた並木氏も、寒波と冷たい雨に悩まされていたとの事。「まだプラにならないかな?」と思っていた前日の夜、その土曜日は穏やかな日だったこともあってか一気に春パターン移行を彷彿させる高活性だったとの情報を得た。よし間違いない!もう冬の釣りをする必要は一切無くなったぞ。
そして釣行当日、夜半から降った冷たい雨と強い西からの季節風によりバスの活性はまたも急激に低下しているはず...しかしこれは冬に逆戻りした訳では決してない。私のプリプラに絶好の『タフった春』そのものなのだ。
普段ならこんな天気、嫌いである。なんで休日に限って・・・(-.-#)と考えてしまうのだが、2000年開幕戦でパターンを見誤り苦汁をなめた経験をこの一年間ずっと根に持っていたのだ(爆) 「もっと降れ、荒れてしまえ。何人たりとも受け付けない様相で牙を向いてくるがいいさ!そんな状況であればあるほど絶対に何かを見つけてやるゾ...」まだ薄暗い国道を走りながら気合いだけは充分であった。
ボートを浮かべる...修理後はじめてのスロットルに勢い良くエンジンが吹け上がり一安心。そのまま一気に中流域へ向かいながら辺りの様子を見ると、ほとんどの場所は風ビュービューで白波立っている。のんびり釣っていられないのなら手当り次第にいってみよー、じゃあまず定番鍋川テトラだビシビシビシ!お次は馬詰テトラだビシビシビシ!共栄橋テトラもついでにビシビシビシ!ぜんぜんダメだ、シャッド系にもラバジにも反応なし。とすればブレイク絡み?沖にサスペンド?まぁいいや、それは後にして今度は上流へGO!
水が澄んでいたので最上流から下りながらスポーニングエリアの確認をする。とりあえず現時点でネストは全く存在していなかったし、それに備えているバスの姿も確認されなかった。何となく生命感がありそうなので川崎橋周辺のブレイクショルダー部分をステイシー60で流してゆくがアタらない、やはりタフだ。でもこれを獲らなければ練習にならないのでスピニング登場。滅多に使わないジグヘッド...これでどうじゃ?!でも食ってこない。むむむ...ほな旧吉やけど府中湖スペシャル(バドルテールのショートスプリット)いかがかな?! 結局、攻め手に欠けてしまいJR鉄橋周辺に移動する。そこでも色々試してみるがノーバイト、うーん難しい。
日差しが差し込みはじめ暖かくなってきたので大きく移動を決意する。こんどは一気に今切川に入り、坂本テトラの落ち込み部分を狙ってみるが不発。さらに河口堰近くの岬からのびるブレイクも攻めてみたが大切なステイシーをロストしてしまう。えーいこうなりゃ全域の状況見てくるぞ!
再び旧吉野川に戻り下流へ走る。中流域の何の変哲もないアシ際...しかし実はお気に入りポイントだ。キャストすると着水ジャーク直後のポーズ時にガツンとアタリが襲う。あわててスイープフッキングすると岸際のクリアな水中で逃げようと暴れているバスの白い腹が見えた。おっ結構デカい!これはしっかりフッキングさせておかねばともう一度アワセると、残念ながらバレてしまった。おそらく皮一枚のフッキングだったのだろう、やはり活性が高いとは言えないなぁ。
バラシといえどもバスの感覚を味わってヤル気が高まってきた私は、よりタイトに攻め続けた。しかしそれが裏目に出てしまい、とっておきだったライブリーペッパー・Jrをもロストしてしまう。水深約80cmの麻袋に引っ掛かったルアー...これは水位が下がれば取りに来れるぞ、とりあえず麻袋の位置を山立てして(^_^;)ボートはさらに下流へと進む。最下流のリップラップ、広島橋テトラ、さらには鍋川テトラをチェックするが、やっぱり違う!これは冬もしくは活性の高い春の戦略だ。そこでもう一度中流域に戻り沖のブレイクライン周辺にいると想像されるバスに照準を絞って攻める。しかしそのうち風がさらに強まり、結局バスを手にすることなくプリプラ終了を決意した。スロープに戻りボートを片付けるとき、ちょうど遠征に来ていたチーム凡人会の皆さんが手伝ってくれた。一人で釣行する時にはホントに嬉しい。ひととおり片付けを終え凡人会の面々と少しお喋りをしたのだが、皆さん揃って「こりゃ今日は渋いわ」との事。ハイ、たしかに大変な一日でしたねー、お疲れさま&ありがとうございました。