Field report
内場池 8月9日(日)大雨
第4回目となる香川県バス釣り連盟釣り大会「内場ダム・バスカーニバル」のため、内場ダムを訪れた。
『バス連』の代表として前日は夜を徹しての準備...こんな事になるなら深夜までカラオケ行かなければ...なんて思いつつも、若い新人女性スタッフがゴスロリ系ファッションで「残酷な天使のテーゼ」(エヴァンゲリオンの主題歌)を熱唱するんだから、それだけは見といて正解だったなぁ...などと納得しながら、真っ暗な物置からエレキやライブウェルを取り出してクルマに積み、部屋に戻ってからは参加賞の箱詰め作業を続けた。
で、すべての準備を終えたのは、やっぱり朝だった。
2年連続で徹夜の強行軍、しかし今年はアルティメイトワールドR11プロスタッフの多田氏が同乗してくれるという事なので心強い。
それじゃあドーン!ドーン!とデカバス揃えてくださいねー、そしたら安心して昼寝ぶちかましますから。
...なんて甘い考えが一気に吹き飛ぶくらいの大雨じゃん!どーすんのコレ?!
参加者がどれだけいるのか把握できていないまま、現地のスロープに辿り着くと・・・
すげぇ!なんでこんな雨なのに、と思えるほどの愛すべき釣りバカたちが続々と集合していた。
その数50名超。 チャプターよりも多いんちゃいますの(爆)
スロープの公園に設置されたあばら家の下で雨をしのぎながら受付をすませ、競技前のミーティング。
そこへ我々バス連盟の上部団体でもある香川県釣り団体協議会の谷口会長がじきじきに駆けつけてくれていた。
降りしきる雨のなか傘をさして、参加者みんなに向かって激励の言葉をいただいた。
ホントありがとうございます。
そしていよいよスタート!
我々の戦略はノープラン、そこでプラを兼ねて前週に陸っぱりをしていた多田氏が1400gフィッシュを仕留めたというスロープ周辺で、とにかくキャスト開始してみることにした。
ここで一回り大きなキーパーを揃えつつキッカーを1本もしくは2本釣って、あとは上流の流れ込みで勝負!
・・・そんな予定でいってみようという事になったのだ。
しかし、開始直後からさらに雨あしが強くなり、みるみるうちに船底が雨水で満たされてくる。
ボート準備と荷物の簡素化をはかるため、あえてJIJIのパント号にはデッキ板を張っていない。
足元は多田氏がレインブーツ、JIJIは濡れてもいいマリンシューズを履いているため問題ない。
しかしボート船底に直接置いておかなければいけないタックル類はリール半分くらいまで水没している状態である(苦笑)
降ってくる雨の量はハンパじゃなく、浮力体のうえに避難させておいた各種ボックスにも容赦なく浸水してくる。
財布もおにぎりもビショ濡れじゃ。
・・・ははは、もう気にしてられるかーっ!
スロープ前のエリアはキッカーフィッシュさえ出なかったものの、シャローレンジを狙えば激豆バスが次々とヒットしてくる。
もうね、いちいちライブウェルに入れるのが面倒なので、明らかに入替え要員となる100gフィッシュは、船底に溜まった雨水のなかで勝手に泳いでろ!状態の扱い(爆)
むしろライブウェルより広くて快適なのか、ガンガン足元を泳ぎまわっている。
...あんまりウロチョロすると踏むっちゅーねん。
そうこうしてるうちに、とあるブッシュにルアーが絡まった。
6ポンドラインを使っているので切れることは無いだろうと、糸を引っぱってブッシュもろともルアーを引きちぎって回収しようとし・・・
・・・やばい!
雨に濡れてふやけてしまった手のひらの皮はあまりにも弱い。
気付いたときにはもはや遅し...引っぱったラインを握っていた小指部分の皮膚が、きれいにスッパリ切れていた。
それからあと、ロッドを握りなおすたび、雨粒がつたってくるたび、切れた部分にヒリヒリと激しい痛みが襲う。
・・・もう睡眠不足で居眠りしてられるようなレベルじゃないし(泣)
多田氏が少しこましな250gフィッシュを釣りあげたところで、ちょうどダブルヒット!
JIJIは相変わらずの100gフィッシュですが。
ここで今まで何度となく釣っていた豆バスをポンポンとリリースしていたのをやめ、デッキに泳がせていた魚をあわせると手持ちのバスは6匹目になるはずなので入替えを行なうことにした。
とはいっても2匹を除いて残りはどれも似たようなサイズ・・・テキトーに一番やせていそうな個体をリリースして、一旦すべてのバスをライブウェルにキープする。
・・・だってね、そろそろ船底に溜まった雨水を排水しないと、バッテリーも半分くらい浸かってるんだもん。
外付けのビルジポンプはFRP艇の予備ポンプとして使っていたため、持参してくるのを忘れていた。
そこで法定備品として搭載している水汲みバケツでジャバジャバと溜まった水をかき出す。
しかしバケツをひっくり返した勢いで降ってくる雨にバケツで勝負しても勝てる訳がなく、全然減らない、とほほ。
仕方なく「まぁこのボートは喫水の深いクイントレックスだし、さすがに沈むことはないだろう」という楽観的なポジティブシンキング(?)で、ある程度の水だけ汲み出してまた釣りを続けることにした。
橋の下で雨を避けられる時間を利用して、久々のタバコを一服。しみるねぇ。
...ま、実際はダイワ最高峰グレードのレインウェアをもってしても叶わない大雨に、すっかり背中からパンツまでぐっしょりと「しみるねぇ...」なんですけど(号泣)
上流を攻めたあと、今度はボディウォーターを狙ってみようとテニスコート前まで流してゆく。
だが釣れてくるのは入れ替えするのにも悩むくらいの金太郎飴サイズ100gフィッシュばかり。
1g、2gも変わらんね、と、面倒なのでやはりポンポンとリリースを続けていた。
残り時刻があと30分くらいになる。
「そろそろ我々は検量とかいろいろ準備しないといけないから、あがりますか」
「しっかし、すばらしく豆バスばっかりでしたねぇ、全部でキロ無いんじゃないですか」
なんて言いながら、久々にライブウェルを開けて中を覗きこむと・・・
新しい電池に換えてきたばかりのブクブクポンプが雨で接触不良をおこし止まっており、おかげでバス君ほぼ全滅ですよこれが。
オーマイガッ!なんてこった!いっそオレたちを楽にしてくれ...くらいのショックですわ。
で、最後の最後に10分だけストップフィッシングを引き延ばし、急遽なんとか揃えたのは激豆3本(リミットは5本)
リタイヤ扱いで検量しなかった人たちを除けば、まず全ての選手が最低でも100g×5匹=500gのウェイトは持っているはず。
ハイ、想像通りのビリッケツでフィニッシュでした。
こう見えてもJIJIは前回優勝、多田氏は第2回第3回連続準優勝なんで、これ以上勝たなくてもいっかぁ...なんて空元気だして笑って記念撮影だー!
そんなアットホームな大会でいいじゃない、カーニバルなんだから。
最後になりますがこの場をお借りして、バス連盟の代表として、今回の釣り大会を開催するにあたりご協賛いただきました株式会社イマカツさま、株式会社サンラインさま、マルキュー株式会社さま、株式会社ラッキークラフトさま、アルティメイトワールドR11丸亀店さま、香川県釣り団体協議会さま(順不同)ご協力いただきました高松市公園緑地課さま、内場ダム管理事務所さま、検量係をしてくれたsuger-oyajiさん、当日運営全般をサポートしてくれた多田さん、お手伝い下さったメンバー有志の皆さま、ならびに近隣住民の皆さまに心より感謝し御礼申し上げます、ありがとうございました。
そして参加された皆さん、昨年以上にとんでもない天候のなかお疲れさまでした。
また来年も開催できるようにフィールド保全につとめていきましょう。

全員集合で記念撮影!