Field report


内場池 9月7日(日)曇りのち晴れ(一時スコール)

第3回目となる香川県バス釣り連盟釣り大会「内場バスカーニバル」のため、内場ダムを訪れた。
いつのまにか『バス連盟』の代表になっていた私は、いろんな仲間に手伝ってもらいながらも開催日の何ヵ月も前から高松市やスポンサー様などと事前準備を進めていた。
正直この年はすでに早明浦ダムの生活用水が貯水率0%となっており、内場ダムにおいても(冬場には見慣れた程度の水位だが)減水著しい状態であった。
なので当日の朝を無事に迎えた時点で、ようやく開催にこぎつけたという気持ちで感無量だった。

前日は夜まで健康ランドに行ったり友達の家で遊んだり、帰宅してからワールドカップ予選のサッカーやっていたのでTV観て・・・ひさびさの夜遊び、徹夜の強行軍だった。
とりあえずノンボーターが多いらしいと聞いていたのでボート数を増やすためにパント号を積んで行ったのだが、自分のバックシートに誰か乗せるというよりも、そのボートに自分以外のボート免許所有者とノンボーターが乗れば2名余分に出場できるからという理由で持って行ったにすぎない。

じゃあJIJIはどうするのかって?

ええ...だから徹夜で遊んでいた事からも推測できる通り、競技中は駐車場の見張り番を兼ねて車内で爆睡するつもりだったのだ。
つーか、無事開催の安心感も手伝ってすでに限界まで眠いし・・・(爆)

受付業務を終えてボーターさんとノンボーターさんの抽選をする。
シングルエントリーのボーターさんが多かったのでアブレる人はいないようだ。
自分のボートを浮かべなくていいのは幸い...10Fパント号といっても結構重いからねー、クイントレックスは。
しかも運良く、さらにボーターの数が多かったので、私までもがノンボーターとして参加できる機会が巡ってきた。
ありがたやありがたや、「そしたらオイラ2〜3匹ちゃっちゃと釣ってバックシートで寝ますんでー、あとヨロシクー」なんてノリでA氏のボートにお邪魔することになった。

スタートした午前7時すぎ、実に涼しくて気持ちのいい朝である。
なんだか釣れそうな気持ちいっぱいで・・・こんな夢うつつな状態も滅多にないなぁ(←半分寝てるんだろ...爆)
とりあえずエリアも戦略も全然わからないので、すべてキャプテンA氏におまかせしよう。

するとボートは一直線で東側ホテル下のクリークへと向かった。
・・・おっ、この人かなり(内場の事情)知ってるんじゃないの?
実際この時期なら、もう少しテニスコート寄りのフラットボトム〜ブレイクがシーズナルパターンである。
しかし減水を考慮すれば、クリーク前周辺が絶妙なポジションだと私も感じていたのだ。

答えはすぐに出る、さすが朝一、さすが内場。
パワーバルキーホッグ1/2テキサスのズル引きに反応してきたのは800〜900g程度のグッドキーパー。
自分的には上出来な一本目だぞ。
そういう訳で「あと一本いいの釣ったら寝よう」(爆)・・・なんて思っちゃうとダメなもので、それから全然アタリが遠のいてしまう。

一方、定石通りにライトリグでスローに攻めていたA氏のほうが600gフィッシュ、そして400gフィッシュを続けざまにキャッチ。
これだけ釣って判明した...ここはディープフラットと呼ばれるエリアだが、バスがよく反応してくるのは完全なるディープフラットじゃない。
クリーク出入口の岬、その馬の背として伸びた斜面が水中まで続き、ボトムへ落ちきるか落ちないか程度のレンジがGOOD!なのだ。
どうもコレはベイトフィッシュに関係あるんだろうと推測できる。
この魚探には映らないレベルのベイト...これをつかまえた奴が勝つと言っても過言じゃない。

そうこうしながらライトリグを折混ぜてキャストを続ける。
するとようやく私にもアタリが戻ってきはじめた。
でもこれが結構難しい、超ショートバイトなのでうまく乗せられないのだ。

なんか夢中になってくると眠ってなんかいられなくなってきた、限界超えたなこりゃ。

ベイトフィッシュが移動したのか、しばらくアタリが遠のいた。
そのタイミングで沖の、いわゆるディープフラットを攻めていた選手らにチラホラとヒットシーンが見受けられるようになった。
このエリア...それなりに船団なのだが各ボート同士は決して混雑していない。
近付きすぎない距離を保って釣りをしているため、隣のボートがキャッチしたバスのサイズが「ここからでは小さく見えるけど案外いいサイズかもしれないね」と思えてしまう。

みんな相当いいウェイトになるんじゃないのコレ、...つーか我々まだキーパー3本しか持っていないんじゃ勝負にならないぞ。

そんな不安を解消してくれたのがA氏。
2度目のラッシュをうまく掴えて嬉しい600gフィッシュ、そして続けざまに350gフィッシュもキャッチ。
これでリミット達成だ!なんとか面目保てるねー(←ホントは私も貢献したいんだけど...爆)

朝の一本が効いてるので合計ウェイトは2800g程度。
A氏がつぶやいた「(キープしてるバスのうち)小さいやつ2本とも入れ替えられたら、いけるでしょう」
私も同じように感じていた。でも過信は禁物...勝てると思ったときに限って勝てない経験は何度でもあるのだ。
「入れ替えるウェイトにもよるけど、2本とも(ライブウェルから)追い出したら・・・お立ち台は見えてくるかもね」

しかし“勝ち/上位入賞”を意識しはじめると釣れなくなる。まるで昔流行した『マーフィーの法則』のようだ。

ラッシュが終わり完全にアタリが遠くなってしまった。
天候が悪くなりはじめたところでついに移動を決意する。
最下流のガレ場とブイを流すが反応は無い。やっぱフラットボトムの船団しか釣れていないのか?

そのうちカミナリが強くなりはじめた、空には黒い雲がすぐそこまできている。
気温も下がり風も強くなり、釣れるコンディションに近付いたんだけど・・・カミナリはマジでヤバイ!
「突風と雨が出たらすっぱり止めましょう」と決断して最後のチャンス、ガレ場に移動するとき「あそこも狙い目だから...」と言ってたポケットにせり出した岬を回り込んだところで待望の1100〜1200gキッカーフィッシュがヒット!
A氏の使用ラインは3ポンド、しかもボートにはランディングネットを積んでいない。
焦る気持ちを抑えながら慎重にやりとりをしてハンドランディング...この時ばかりはカミナリの音も降りだした雨も気にならない。2人揃ってガッツポーズ!

こうなりゃ勝負しかないでしょう!ライブウェルに残る400gを入れ替えたいぜー!

...という高テンションでしたが、それすら一発で萎えさせるような豪雨が直後に襲ってきた。
1分とたたないうちのパンツまでビショ濡れのスコール...いや、ゲリラ豪雨ですわ。
もう諦めて釣り続けてもいいくらいだなぁ、だけど落雷ってるから事故だけは回避!これは絶対だ。

全速でスロープまで戻る。「近くに(カミナリ)落ちるなよ」と祈る気持ちでいっぱい。
雨は15分程度で通り過ぎるのが判っているため、ビショ濡れになりながらも釣り続けている選手たち・・・
中止にしようか決断に迷いながらスロープ横のあばらやで雨やどり...案の定すぐに雨雲は去っていった。
とにかく、とにかく事故が無くてよかった。

再び空には光が戻ってきたけど、私はもう精神的にも肉体的にもMAX限界だった。
とりあえずやれるだけの事はやったんでオッケーだよねとA氏と話合いちょっと早いけど競技終了することになった。

それがなんと終わってみれば3780gのウェイトで優勝っ!!
すごい!すごいぜA氏!(決してオイラの功績じゃないですハイ)

こんな経験を与えてくれたボーターのA氏に大感謝...表彰式で嬉し泣きするところ(ウソです、汗拭いてます)を激写されてしまいました。

最後になりますがこの場をお借りして、バス連盟の代表として、日程調整から検量まで手伝ってくれたsuger-oyajiさんはじめ地元の愛すべき釣り仲間の方々、今回の協賛を頂いた株式会社イマカツ様、マルキュー株式会社様、Mサンライン様、アルティメイトワールドR11店様に心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。

そして参加された皆さん、とんでもない天候のなかお疲れさまでした。
また来年も開催できるようにフィールド保全につとめていきましょう。


全員集合で記念撮影!


(オマケ)
優勝記念に「かわたうどん」でカツ丼うどん定食をがっつり!最高に旨かったぁ〜