原チャでGO!

ちょい乗りスペシャル、セピアZZ号とのよもやま話。


<プロローグ>
愛車ジレラ号がパーツ不足のため通勤用として酷使できない状態になりました。何せスプロケットひとつ注文しても1年半待ち続けて結局、赤男爵からの返答は「ありませんでした」の一言のみ。これはいかがなものかねぇ・・・まぁグチはいいとして、そんな訳で急にスクーターが欲しいと思いはじめました。

新車なんて絶対に購入するつもりはありません、とにかくボロでも乗れればいいのです。安価な実働車を探してネットやショップを巡っていたところ、徳島の方が個人売買で譲ってくれることになりました。『セピアZZ、7.2馬力、最近まで乗ってました実動です、リアウィングありません、下駄替わりにどうぞ!』たったこれだけの事しかわからず年式も色も確認できないままですが、即決で購入したのでした(爆)

今回の費用:セピアZZ車両本体 17,000円
(合計 17,000円)

<納車>
セピアを譲ってくれる方は鳴門に住んでいました。いくら実働車といえど、さすがに仮ナンバー付けて乗って帰るのは難しい距離です。そこで仕方なく軽トラをレンタカーして引き取りに出かけました。
夜になって持ち帰ってきたため翌日に外装などチェックをすることに・・・私としてはこの時点ではじめて全容を把握することができたのです。

フロントディスクブレーキやKAYABA製リアサスを採用しているのは2型後期モデルの上級グレードだと判明、想像以上にいいバイクだったのが嬉しい。
ただ気になるのはリアウィングの欠損(矢印部分)です、せっかくのスポーツモデルなのに現状ではテールに締まりがないなぁ...

今回の費用:レンタカー 7,350円
(合計 24,350円)

<リアウィング>
『どうしても、我慢できない』

欠損していたリアのハイマウントストップランプをヤフオクで競り落としました。頻繁にモデルチェンジしてた頃なので、型式に合う品を見つけるのに時間かかりましたが、落札して数日で到着!さっそく取り付けたら...やっぱ格好いいわ、シャープになった。なにより、ちょっとした荷台代わりに使用できるので便利です。
さぁここまできたら、錆びたマフラーとか割れたフロントカウルとかも交換したくなってきたぞ(爆)結局 極上中古車を買ったほうがお得だった。なんてコトにならないようセーブせにゃあいかんいかん。

今回の費用:リアウィング 1,200円
(合計 25,550円)

<ナンバー登録>
市役所に行ってスクーターのナンバープレート交付を行ない、近所のバイクショップで自賠責保険の登録。帰宅してからウキウキでナンバープレート取り付けて、空っぽだったガソリンを満タンに・・・しかしここでトラブル発生!なんとガソリン漏れてます(>o<)
引火してチキンレースになる恐怖と戦いながらバイクショップへ行って店主と確認すると、燃料ホースが硬化して穴があいていました。必要なホースはたった15cmでしたが丁度ピットの在庫が無く、店頭販売の数メートル分をお買い上げ、とほほ。余ったぶんはピットで買い取ってもらう事にして値引いてもらいましたが。まぁ燃料ホース交換だけですんだのは幸いだと思っておこう・・・
再び帰宅してからは、前オーナーがベタベタ貼っていたステッカー類を全部はがしてピカピカに磨きあげました。割れているカウルもビス止めしたりビニールテープで補強しました。それからは嬉しくって夕方まで乗り回していました(爆)今のままでも充分に走行できるけど、やはりプラグやバッテリーは交換したいなぁ...

今回の費用:自賠責保険 10,630円
燃料ホース交換 1,800円
(合計 37,980円)

<プラグ交換&点検>
プラグをはずしてみると焼け気味だったので、1番手高いやつを購入して5分で取替え完了!期待していたほど最高速度はアップせず50km/hちょい。
ちなみにバッテリーをチェックすると、すっ空かんでした。充電してみたものの、スクーター用のシールドバッテリーは一度カラカラになると復活は無理みたい...ウンともスンとも。そこでボート用の12Vバッテリーから電源をとって電装系のチェックをしてみると、セルモーターは動くのですがそれでエンジン始動は出来ません。どうやらプレッシャーが足りないようです。
直したいのはやまやまですが・・・キックで掛かるからいいや、同じ直すならボート用のセルモーター(こっちは不動)が優先です。そういう訳でセル始動も行なわないため、バッテリーも今すぐ交換する必要なしと判断。とりあえずサビを落としてオイルを補充して、完了〜!

これでいつでも出勤できるぞー!  いや...できない。_| ̄|○ ←会社辞めたばかり

今回の費用:点火プラグ 450円
エンジンオイル 945円
(合計 39,375円)

<プロショップって??>
ちょっとスクーターを乗りまわしていたら某メーカー系のショップがあったので立ち寄ってみました。店内には常連らしきライダーが何人か居てダベっていました。しばらくウロウロしてたらようやく「いらっしゃい」と声をかけてきた(おそらく店長らしき)人と話をすることに・・・
「実はボロいスクーターを直しながら乗っているんですけど...」から話はじめて、本題である電装系の調子悪い旨を伝えました。そのあいだ店員は一度だけ外に停めてあるスクーターをチラッと見て、おもむろに店奥へと後ずさりながら聞いていました。で、私が「どんなトラブル考えられますかねぇ?大掛かりな修理になりそうな状況だと思うかアドバイスだけでも頂けませんか」と聞くと、返ってきた言葉がいきなり「おたく、予算は?」でした。「予算言ってくれたらそのぶんだけ検査するから...」だって!
私の考えが甘チャンなのかもしれませんが、良いショップならまずバイクに近寄って「ちょっと電気つけてみて」などと状態だけでも見てみたりしません?場合によっちゃそのまま走行続けるのがライダーのみならず周りの交通状況に危険をおよぼす可能性がある、って事を一番に考えるのがバイクを扱うプロのあるべき姿だと思うんだけど・・・
結論として店員から出てきた言葉は「(お金を)いくらでも払ってもらえるなら完全に直す、自分でいじりたいならパーツASSY新品で注文してくれ、それが間違いないから」でした。

・・・こいつ、素人の私よりバイクいじれないなきっと・・・
ええ、もちろん丁寧におじぎしてすぐに店を出ましたとも。

<今回の教訓>
大きな系列ショップの店長(店員)はただの営業マン、声かけるならピットの兄ちゃんにすべし。


それから近所のパーツ屋へ立ち寄りました。営業担当もピットの兄ちゃんも社員教育がしっかりしているようで丁寧な対応をしてくれました。
気分良くなったのでバッテリーを購入して帰りました。

今回の費用:バッテリー 6,825円
(合計 46,200円)

<道化師>
バイク用グローブがボロボロになってきたので、新しく買い換えようと思いました。私が買おうと思ったのは通常スリーシーズン用の皮グローブ。しかしこの時期なので防寒グローブばかりしか店頭にないためネットで探していたら、見つけたのがコレ(画像)...変てこりんなデザインですが、いちおう本皮製品です。
なかなか気に入っているのですが、ひとつだけ欲をいえば・・・ピエロって涙のペイントしていなかったっけ?そこらへんのディティールにこだわって作ってたら最高だったのに。
 
そんなことを考えながらこのグローブ見てたら、バービーボーイズの「ショート寸前」という曲が頭に浮かびました。

  なきじょうごのコメディアン

  にちようびにひとり

  れいぞうこをあさる

  チョコレートでふとる...

学生時代カラオケで熱唱していた頃は気にもとめなかったけど、いい詩を書くなァ・・・

今回の費用:本皮グローブ 1,010円
(合計 47,210円)

<駆動系のメンテナンス>
徳島まで走行してみましたが、エンジンの吹け上がりがイマイチで速度が出ないため、あわや遅刻でした。そこで駆動系の整備をすることに・・・

まずは必要な工具を買うためにパーツショップへ出かけましたが、ひとつ部品をバラすとまた工具が必要になってきます。そこで今度は手順から何からすべてネット検索で勉強...私のタイプのセピア号を画像入りで説明しているホームページをようやく探し、間違えないように特殊工具を買ってきました。工具さえあればバラすのは簡単なものです、セピアオーナーのホームページを探すほうが苦労したくらい。

分解・洗浄・組み立てを終えて試運転すると、最初の吹け上がりは調子良かったのですが、いきなりスピードが40km/h以下まで落ちて(注:原付の制限速度は30k/hmですよ)妙な音がきこえてきました。慌てて戻り再びバラしてみると・・・オーマイガッ!駆動ベルトの前ギア代わりとなるプーリーという部品を固定するナットが緩んで、ファンがクランクケース内側に接触したため羽がバラバラにはじけ飛んでいました。はっきり言って重傷です。ナットが緩んだ原因は、この部分は駆動の回転がかかるため逆ネジになっていたため、うまく締め付けられなかったようです。作業が楽なので簡単に考えていましたが、非常にシビアな調整を必要とする締め付けのため、メーカー推奨のトルク圧が決まっているという事を後で知りました。でも残念ながらウチにはトルクレンチなんて上等な工具は無いんだよね〜。

とりあえず応急処置をしてまともに動くようにしました、スピードも多分53〜54kmは出るんじゃないでしょうか(もちろん推測ですからね)ノーマルでは充分かな。

ただファンやプーリーなどたくさんの部品が傷付いたようなので、悪くならないうちに交換が必要になってきました。ちょっと社外品のカスタムパーツでも探して取り替えてみようかなー。

目指せ通勤快速スペシャル!?

今回の費用:特殊工具類 5,731円
パーツクリーナー 735円
(合計 53,676円)

<リミッターカット>
スクーターの社外品カスタムパーツを探しにパーツショップへ行ってきました、リミッターカットをするためです。しかしただでさえSUZUKI製スクーター用パーツは少ない(JOG系なんか豊富に有るのに)しかも10年前のセピアなんて・・・あるはずないです、ハイ。そこで今後のために私のセピア号がどの型番になるのか製造番号から調べてもらいました。型番さえ判明すれば、オークションでパーツを探すことも可能だからです。
で、その帰り道、同系列ショップの中古品屋さんにふと寄ってみました。店内に入ると中古パーツが所狭しと置かれているため、はっきり言ってこのままじゃ何が何だか探せません。そこで受付の兄ちゃんに「セピアZZのパーツ在庫ありますか?」と聞いてみることに。テーブル上のPC端末をカタカタと叩いて兄ちゃんが一言...「セピアの部品はひとつだけ、えーと93年式用のデイトナ製CDIだけしかありませんねー」

なんとなー!探していたCDIがあったのでビックリ!(私のセピア号は94年式?なので多分使えそう)

パッケージが古く変色しているものの新品、それを破格値ですぐに入手できたのは嬉しい誤算。さっそく家に戻って取り付け作業開始です。純正部品にはないCDIユニット部分をフロントカウル内の空きスペースに取り付けることにしましたが配線をはわすのに一苦労、このへん細かい年式が違うだけで大きく変わる部分なのでしょう。それでも1時間ちょっとで完了しました。作業を終えたらもちろん試運転...エンジンは始動したが走りはどうかな?少なからず不安なところもありましたが、こりゃ素晴しい!それまで50km/hすぎると(注:原付の制限速度は30km/hですから)リミッターが効いて頭打ちしていたものが気持ち良く吹け切ってくれます。だいたい57〜58km/h程度かな、これで通勤快速スペシャルに一歩近付きました。

よーし、次は傷付いている駆動系パーツの交換だー!

今回の費用:CDIユニット 6,800円
(合計 60,476円)

<スーパーハイスピードプーリー>
駆動系チューニングパーツをネット販売で仕入れてきました。

これは「プーリー」といって自転車でいえば前ギアにあたる部品のセットです。

古い商品なのでなんと75%OFFだったのには感動!

さてはて、これを取り付けて真の感動スピード&パワーを体感できるかな?

*左上の赤い丸6個がウェイトローラーになります

*右上の白く3個あるのが強化スプリングです

プーリーフェイスという、このプーリーと対面してベルトを挟むパーツも近所のショップで購入しました。デイトナ製が無いためキタコ製になってしまったけど、バランス大丈夫かなぁ・・・

今回の費用:プーリーセット 3,550円
プーリーフェイス 2,100円
(合計 66,126円)

<注意一秒>
プーリーを交換してみましたが、いまいち最高速があがりません。ウェイトローラーというパーツの重さを変更してベストな調整をする必要があるため、それにともない強化スプリングも交換せざるを得ない状況になりました。

このスプリング交換がプロの整備士でも難しい作業なのです。

小さく固定しにくいこの部品をラジオペンチで引き伸ばしながらセットするのですが、並大抵の力では伸びません。なんせ「強化クラッチスプリング」ですから。

必死に力をこめて3箇所あるうちの1つをようやくセットしましたが、すでに握力の限界...次のスプリングを伸ばそうとした拍子に、はずれたラジオペンチの先で親指をえぐってしまいました。指をえぐる深さ1.5mmって、かなり痛くてつらいっす。

さてこのままではセピア号が動かんぞ。

しかしあと2箇所のスプリング、どうしよう?特殊工具ないとクラッチ自体の取り外しすらできないので自分の力ではお手上げ状態...やっぱプロに頼むか?

今回の費用:ウェイトローラー 945円
絆創膏 105円
(合計 67,176円)

<ウェイトローラー>
強化クラッチスプリングを組み込めなくて困っていたセピア号ですが・・・

実は下の日記を書いた翌日に、気合い一発でスプリングを取り付けました。相変わらず「無茶しすぎ」なJIJIです。

その後、ウェイトローラーのセッティングにとりかかり、5g×3個_9g×3個(42g)でバランスを取りました。スズキ純正は6.5g×6個(39g)、カスタムパーツ推奨は6g×6個(36g)なので重め=最高速重視です。それでも60km/h出かねるのは、最悪マフラーのタール詰まりが考えられます。10年前のマシンだもんなぁ、仕方ないか。処置としてドラムカンでマフラー焼く方法もあるにはあるが...あまりおすすめできない(爆)

ウェイトを重めに設定したため30〜40km/hレンジのトルクの谷が若干発生するのが当面の悩みではあるが、自分のライディングではあまり再加速しない域なので、まぁいいか。

駆動系チューンのしめくくりとして、次はVベルト交換に取り掛かる予定です。

今回の費用:ウェイトローラー 1,890円
(合計 69,066円)

<強化Vベルト>
ヤフオクで強化Vベルトを落札しました(手前に掛かっているほうがデイトナ製の強化ベルト)

それまで使用していた純正ベルトは、やはり若干伸びて、幅もかなり擦り減って薄くなっていました。
パーツクリーナーでクランクケースの内部を再び洗浄し、あらためて強化ベルトと交換完了。

期待していたほど最高速度に影響は無く、平地で60km/hが限界のようです。
ただ発進時のレスポンスと中速域のトルクの谷が若干向上されたので良しとしよう。

今回の費用:強化ベルト 1,200円
(合計 70,266円)

<スーパースプリントチャンバー>
ついに禁断の域へと突入?
チャンバー(マフラー)を仕入れてきました、上がスズキ純正で下がデイトナ製になります。純正品の外観が派手だったので、さすがにオヤジの私には抵抗がありましたが、これでスマートな感じに仕上がりそうです。

取付けネジ位置(赤い○印)が違うため取付けステー部品が必要なのですが、入手できなかったので近所のDIYショップで凡用延長ステー金具を購入して無事に取付け完了しました。
見た目と違い高い金属音サウンドが響きます。いかにも「チューンしてます」って感じの音ですが、嫌味じゃなくて素敵です。

今回の費用:チャンバー 7,300円
ステー部品 1,155円
(合計 78,721円)

<パワーフィルター>
排気系(チャンバー)を変更したら必ず吸気系もチューンしないとバランスが悪くなり本来の性能を発揮できません。そこでエアフィルターを交換することにしました。
デイトナ製ではなくキタコ製を使用しているのは、乾式/湿式の両方で使用可能なフィルターだからです。試運転してみての感覚では、私は乾式がお気に入りでした。

ウェイトローラーの重さを5g×3個_6g×3個(33g)へと軽量化して高回転型へとセッティングすると、一気に60km/hオーバー到達の世界が待っていました。アクセルワークでハイギアへと入れなおすと...ついに75km/hオーバーをマークしました。もうこれ以上は怖くてチューンできないかも。

今回の費用:エアフィルター 1,480円
(合計 80,201円)

合計 80,201円...思ってたより安価なのね。

まだまだいけそう?(爆)