NBCチャプター徳島
旧吉野川を舞台に大暴れ!
26位
焼肉カップ
考えてみれば随分と久しぶりのキューヨシだ。いや、マイボート(赤いきつね号)を出しての釣行自体が前回いつだったのかすぐに思い出せない程に久々の釣行だ...なんて言うと半年も一年も行ってないのかと思われがちだが、実際のところは数週間である。しかし毎週のようにプラ&トーナメントに参加している自分にとっては、この数週間はひどく長く感じられた。仕事と家庭に追われて今回も前日プラ無しで挑むチャプター最終戦・・・とにかく全力でいこうと心に誓う。
スロープに到着しても真っ暗だ、さすがに10月も末となると夜が長い。少しづつ周りが白みはじめる中で、まずはチャプタースタッフで運営準備にとりかかる。テントを立てて備品の確認をして・・・いつでも選手たちの受付可能な態勢になったら、その受付開始時刻までの少しのタイミングを見計らって自分のボートセッティングを急ピッチで進める。慌ただしいようだが元来ヒマなことが苦手なJIJIはこれくらいが妙に心地よい。
すっかり空が明るくなると参加選手は次々とボートをランチングしてゆく。しかしスロープに流れついたホテイアオイの大群は相当やっかいならしく皆さん一苦労。約10数艇が時間的にランチングできないままミーティングを迎えることになった。
今回のチャプター戦はエコギア/ノリーズCUPとなっているため、チャプター会長でもあり契約プロスタッフ代表でもある石川TOP50プロは入れ替わり立ち替わりの挨拶に大活躍だ(苦笑)
ミーティングも終わりランチングも完了し、いよいよファイナルバトルの幕が切って落とされた。
ちなみに毎年チャプター徳島最終戦は「焼肉カップ」という別の戦いが組み込まれている。2年連続でご馳走する立場になっており、何としてもタダメシゲットしたい私はそれまでの経験を踏まえて戦略を練っていた。今回のメインはズバリ、キッカーのみ狙う作戦だった。さほど釣れていないコンディションだとの情報を得ていたが、それこそレギュラーキーパーで800gベース3本揃えようと思っても容易ではない、一日3バイトだって事も考えられるからだ。それならばそのバイト、すべてキロアップ狙ってしまおうというのが今回の戦略。
やりきった者だけが勝つ!まず間違いなくそんな一日になるはずなのだ。
具体的な戦術としてはホテイアオイとウィード両方が絡むカバー+深場もしくはブレイクが隣接するエリア+固底かコンクリートなどのストラクチャーが存在すること、という複合スポットに潜むデカバスをテキサスリグで直撃リアクションバイトを誘発する方法である。そしてこれは遅いフライトを引いた自分でも決してチャンスが残っていないと言い切れない、なぜならキューヨシ以外の琵琶湖や河口湖などウィード攻略を必要とするタフレイクで自分は数多くの試行錯誤を繰り返し、身をもって体験しているから...そう前向きに考えることで自らを奮いたたせ、いざスタート!まずは上流、川崎橋だ!
辿り着いた川崎橋には運よく一艇が割り込めるだけのスペースが空いていた。水深は比較的浅いため、少し遠くから忍び足で近付く。狙い目のピンスポットにもしバスが潜んでいるのなら、流れがこうだから...こっち向きで...この辺を意識してて...サスペンドってほどじゃないよな、なんて瞬時に推測し、そのバスになるべく気付かれず且つルアーを落とし込む位置まで確実に決めて、全神経を集中した一投一投をキャストしてゆく。すると2つめに攻めた橋脚で結果が出た。着水直後のフォール中にもかかわらずゴン!と伝わるアタリとすぐさま強い重みがミディアムヘビーのロッドをしならせる。しかしその為に巻いてきた20ポンドラインを信じてホテイアオイもろとも一気にブチ抜く勢いで寄せてくる。流れに押されて横向きになったボートからはみ出していた置きロッドの先端が橋脚に当たらないか注意しながらも、ネットを握って無事キャッチ。公式トーナメント中に獲るのは久々のグッドサイズ、1300g弱フィッシュを手にした。
未明まで開いていたと思われる河口堰は閉められたままのようで、時間か経つにつれ徐々にカレントが弱くなっている。それと日が高くなるにともない魚の活性は著しく落ちてきたように感じていた。狙っているバスだけじゃない、ベイトフィッシュたるべき小魚の活性が下がっている(と感じた)のだ、コレハムヅカシイナ。
次のチャンスを狙うため、アテは無いけどこのエリアを離れて、同様のストラクチャーが絡むスポットを探すため移動を行なった。大正橋、市場橋はイマイチ、三つ合橋には先行者、新高橋ではバスの臭いがしないのでスルー、そして共栄橋へとやって来た。深場にほど近いシャロー側を叩く。ウィード塊を視認してはその一つ残らずせっせと撃ち続けていく。すると下流に向かって右側、つまり超シャローサイドのウィードの中で妙なモノを引っ掛けたような重さが乗ってきた。でも捨てられたチャリンコとかへの根掛かりっぽいな、あまり無理してロッドをあおるとヤバい。以前のも同じような場面で大アワセしてしまいロッドを折ってしまった失敗があるので、リール〜ロッドティップ〜水中へのラインが一直線になるようにロッドを寝かせて、剣道の『突き』みたいなポーズで引っぱっていた。そしたら引っ掛かっていたはずのオンボロ自転車が、横に走った!(爆)
え?と思う間もなくエラ洗いジャンプ!その姿に「デカい」と認識した時には、すでにロッドにはテンションが残っていなかった。キロ程度は超えていただろう痛恨のバラシに言葉すら出ない。
しかしこれで自分の推測は確信へと変わっていく「オイラが狙っているスポットには勝負できる魚が居る」、このモチベーションの高さは今年それまでの大会に無かったものだ。
次のピンスポットを求めてやって来たのは牛屋島橋、これも下流に向かって右側のさらにシャローへ寄ったホテイアオイ+ウィードそして沈船...ここしか勝負できるところは無い。慎重に全力で集中してキャスト。これで食ってこなければバスは居ない、と信じられる程の本気キャストに・・・バイトは無い。案の定その周辺も何投かやってみたがアタリひとつ無いまま移動を決意。まぁね、今ここに居ないモンは仕方ないさ。
遠距離をボート走らせて今切川へと戻ってきた。今切川の河口堰が開いたようで、いい流れに乗ってホテイアオイが水面を占領するかのような勢いで流れまくっている。それを切り裂きながらやって来たのは北島応神大橋。そしてここでも下流に向かって左側のシャロー台地に続くブレイクから攻めはじめる。もう徹底して狙いは絞っていくのだ。ブレイク上部のウィードパッチに送り込んだラインの動きがピクリとなった、ウィードに乗っかっていたシンカーが落ちただけなのか、それとも・・・?ええいままよ!とにかく不自然な動きを逃がしてはいけない、ここでアワセろ俺!
0.数秒後に感じる明らかなバスの重みに興奮する、キタコレ。
深いウィード塊に潜られる前に一気の追いアワセで引きずり出してくるしかない、えいやっ。よーしあがって来...スポンッ!
スッポ抜け...やがった。
それでもね、まだ最後まで望みを信じて攻め続けたのだ。何度でも、何度でも。
しかしタイムアップまでの間に、次のバスはウィードのなかから私に挨拶してくれる事は二度と無かった。
良型をキープしているときのリミット未達は残念でならず、しかもあと一本じゃなくってウェイインに持ち込めたのが一本きりでは、さすがに厳しいコンディションだたと言えどもポイントには繋がらない。かくして果敢に勝負を挑んだ最終戦は終了し、焼肉をご馳走になる予定も「ご馳走する」役どころになってしまった。やれやれ、このオフシーズンは相当な修行をしなければいけないようだ。

岡山の御大より『さぬき道場』ステッカーの
プロトタイプを頂きました
39位
心ここにあらず
散々な週末だった。
<プラ日>
訳あって徹夜でボートを引いてやって来た今切スロープ。
プラと言うよりも、三つ合堰にブイを設置する作業の手伝いを!と思って、関係スタッフが来るのを仮眠しつつも昼まで待った。しかしプラに入る選手以外はスタッフの誰も来る気配が無い。
自分が連絡を密にしていなかったのが悪いんだろうが、どうやらブイ設置作業は中止になったようで...台風の影響で流されてしまったと思われていたブイが、よく確認すると流されずに存在していたため、新しく設置する必要が無かったのだと、チャプター戦後に聞いた。
ちなみに午後になって強い日差しと強風のなかでボート準備からはじめてプラを行なう気力も体力も、ほんの仮眠程度ではチャージできていない。
「なにしに来たんやオイラ」と、うなだれてスロープにボートだけ置いて一旦高松へ帰る。高速代を使える余裕など無く、当然の国道経由である。
自宅に戻ってからは大会参加選手の受付用にエントリーデータの編集作業をするためPCを立ち上げ・・・あれ?・・・あれれ?・・・スイッチ入れてもウントモスントモ(泣)
一時間ほど色々試してみるがダメ、HDDは動いているのでケーブル関係か基盤がやられた恐れがある。とほほ...なんて言ってられません、どうにかしなきゃ。
とりあえずHP作成用として生きているMac機でインターネットに繋ぎ、チャプター関係など連絡メールのチェックを行なう。その後トラブルシューティングのサイトを見ながら...PCいじって...サイトを見ながら...PCいじって...やっぱ無理!
そんな時ちょうどPCに詳しい元同僚からTELがあって、話てみると「旧型だけど...」って言いながら一台譲ってもらえることになった。彼に自宅まで持ってきてもらいセットアップからデータ引っ越し作業などを行なう。
たちまちチャプター戦当日の業務に間に合うだけの応急処置が完了したのは夜...「今日一日なにしてたんやオイラ」再びうなだれる。
<当日>
結局ものの数時間も眠れずに出発...すでに、今自分が何やってるんだか現実感の無いままの状態でスロープに到着する。
ボート準備して受付して・・・ようやく意識が現実味を帯びてきた頃に新たなトラブルが襲う。
選手全員の受付を終えたら、その名簿ファイルをフライト順に並べ変えてプリントアウト、スタート合図をするスタッフに渡すことにしているのだが、プリンターがうまく動かない!前日チェック時には正常作動してたのにどーして?!
私自身は運良く(?)誰よりも早く受付して引いたフライトが最後スタートナンバーだったため、PCや壊れたプリンターを片付けてからボートのランチングを行ない、最後の最後にゆっくりとスタートフィッシングできたのだが・・・トラブル続きで頭が痛い。
でも釣りになったら文句言ってられないのよ。さ、はじめますか。
...なんてテンション上げていこうと、うつむいていた顔をあげたら・・・背後にはドス黒い雨雲が迫っていた。
「やれやれ・・・今日はなんか集中できん」
三つ合橋の周辺を密かに狙っていたのだが、先行者が多くで入り込む余地が無い。
堰周辺にしても同様、まいったね。
そこでエンジン全開!一気にJR鉄橋周辺のシャローへと向かうことにした。
だが、お気に入りのシークレット土管エリアにもボートが一艇...しかもなにげにキーパーバスをキャッチしてるよ、ええのう。
仕方なく入ったのがJT裏周辺のエリア。
マンメイド+ウィード+アルファの絡むスポットに重点を置いて攻めることにした。
排水口と沈船の間のエリアでいきなりの強いバイト!...しかしこれを獲り逃がす。かなりのショック!
千載一遇の機会を失った、という表現が正しかったかのように、その後は魚の反応がパタリと止んだ。
ほんの数十m離れた隣のウィードエリアでは連続ヒットシーンが見られていたので、その近くまで進んできたところで自分は離脱、連続ヒットしながら「いやでもサイズが小さいんですよー」と苦笑していたその選手に「頑張ってよー」と告げて移動することにした。
キューヨシ本筋を中流域まで攻め下ってみるが、どうもJIJIとバスとのバイオリズムが一致していない様子。
釣れない時こそ集中力を!と心がけているはずの自分が、この日だけはどうにも他の事ばかり考えてしまう。
まさに『心ここにあらず』
そんなんじゃ勝てないどころか、別のことを考えてしまうくらいならトーナメントやめろ!って感じ。もう自己嫌悪でますます凹む。
でも引退したくないです、まだまだ。
だから何としてでも結果だけは出しておこうと自らを奮い立たせる。
勝負を決意し、移動してきたのは今切川。
北島応神大橋のテトラ逆サイド、ゴロタエリアに絡むウィードへ次々とバルキーワームのテキサスリグを放り込んでゆく。
するとようやく反応してきたのが650gフィッシュ、ありがとなー。
終わり間際になってやっと自分の中のトーナメント熱が息をふきかえした。
三つ合堰の対岸いつものストレッチに移動して、夏場お得意のノーシンカー戦法でウィードの裏やポケットを丹念に探っていく。
ここぞ!と感じたポケットに送り込まれたラインがスルスルと走る。きた!
一気にアワセると同時にエレキでボートを沖に出す、ここのバスは必ず沖に走るからだ。
バスと並走して沖に出ながらラインを寄せ...よーし1200gは下らないデカバスや!
「これさえ獲れば、これさえ獲って・・・そして」なんて考えてしまうのも、ヨソ事。命賭けで逃げようとするバスとのファイト中には順位のこともポイントの事も考えてちゃイカンのよ。まずは目の前の個体をキャッチするだけに100%集中できなければ。
ほらラインブレイクですわ(;;)
すんません、もうこんな附抜けた試合は二度としません。

泣きたくなんかないんだ!
本当は!
16位
普通の人
開幕戦では今ひとつ調子に乗れず、失意の21位(5ポイント)
今回は気合いを入れて表彰台...それも真ん中を狙うつもりで挑んだ。
大方の予想ではポストスポーン時期とゴールデンウィーク最終日があいまって魚は極めてナーバスになり、あまり釣れないだろうと考えられていた。
当然ながら自分も同様の考えであった。
そしてそんな、一般的に言われる「釣れないアフター」こそが、なぜかJIJIお得意...と言うか、一年を通して唯一の『皆が釣れない時でも普通に釣ってくる』持ち駒があるシーズンと合致しているのだ。
お世話になっているアルティメイトワールドR11店が冠スポンサーを務める(右画像はアルティメイトワールドR11店の田渕店長)一戦だけに、ぜひ最高の結果を残したいところ。
「今回は勝負!チャンス有り!」
・・・ほくそ笑んでいられたのはスタート前までだったけどね(爆)
早いフライトを引いたのでセオリー通り今切川に・・・入れそうにないんだよねー(人気高すぎて)
それよりも朝じゃないと獲れないモーニングサービスをやっつけに三つ合堰を越えてすぐ上流サイドの取水塔に・・・入れないんだよねー(直前フライトの選手が入っちゃったから)
そこで急遽、いつものストレッチに入って、ウィードやトロロ藻の具合を確かめながらキーパーベースとなるアフターほぼ回復系のミディアムサイズを狙う。
すぐに釣れてきたのは20cm程度の元気ノンキーだった。へ?何でこんなん釣れるの?
しかもそれっきり、生命反応がピタリと無くなった。へんなの。
仕方なくJR鉄橋そばへ移動して、シークレット土管エリアに・・・入れないんだよねー(先行者あり)
市場橋を流しながら攻めたいところが空くのを待って、ようやく入るが反応は今ひとつ。
じゃあ少しだけ気分を変えて初夏の魚を探しに三つ合堰周辺のピンスポットへ向かう。
そこでようやく900gフィッシュ、長寸で感じるよりもウェイトがあるグッドワンだった。
「季節を先取りしてこのテの魚を揃えてぇ...」と、よこしまな気持ちが入ってしまい、その後はスローエリアを抜けて共栄橋手前までやって来た。
同じような環境が整っている複数のスポットを巡りながら、でもやっぱり持ち駒も絡めながら周辺を攻める。
で、一時間・・・異常なしっ!あれれ?やっぱり調子狂ってるなぁ。
いやまてよ、調子狂っているのは自分なんじゃないだろうか?
折からの雨と、ほとんど風のないコンディションで、イージーモードに入っているのでは?うーん、それは嫌だな(勝てなくなるんで)
まぁ順位の心配よりも何よりも、まずは己がリミット揃えなければハナシにならないか。
それからはイージーモードを意識して徹底的にシャローを攻める作戦にでた。
やって来たのは今切川、最下流のデカバス岬。
「ホントにデカバス岬なのかよ〜?」と言う声も聞こえてきそうなスポットになりつつあるが、JIJIにとっては重要な持ち駒であることに間違いない。
バレット(ファストシンキングタイプ)のノーシンカーでアシ際キワにそぉーっと落とす。
水深50cm程度の場所にもかかわらずラインがスルスル引き込まれてゆく、ホラきたぜ!
あがってきたのは結構な長寸...ガリガリアフターながら1200gフィッシュあるんだからデカバスと呼んでもいいでしょ(苦笑)
次にすぐそばのメチャ浅な水路へ行こうと思いエレキで流していると、キーパーあるか無いか程度の個体がヒット。それをライブウェルに押し込んでいる間に、気配を感じたのか対岸を攻めていた選手がエンジンで飛んできた。しまったぁー!多分あの水路はその選手のお気に入りスポットで、一旦その場を休ませるために空けていたのだろう、もう入れないや。
50mほどの移動だと面倒くさいのでエンジン使わずにエレキで進んでしまうのは自分の悪い癖...3年たっても5年たっても直らない。オイラの致命的欠陥やな。
仕方ない、移動するか。
さて...と、デカバス岬で獲れたという事は、多分あっちにも入ってきてるはず・・・
そう思ったのは、北島応神大橋そばのアシ島。ちょっと前に通過した時には島と島の間に黄色いトップガン艇が張り付いていたんで獲られてるかもしれない、なので岬のほう攻めてみるか。
慎重に近付いて同じようにバレットのノーシンカーをアシに絡めるくらいのつもりで着水させる。
すると期待サイズには足りないものの入れ替えサイズの700gフィッシュがコンニチハ。
その日は人気の今切川、さすが皆さん色々ご存じのようで要所要所にボートが入っている。
これ以上は自分の持ち駒を活かせない、かといってキューヨシ本筋まで戻るには...残念ながらスロー走行の時刻になってしまった。
結局スロープ周りで最後のチェックを行ない何事も無いままタイムアップ。
悪い予感はたいてい当たるもので、その日はイージーモードで反応してくる個体が多かったのか凄いハイウェイトバトルな一戦になっていた。ダンゴに沈んだJIJIは静かに負けを認めフィールドを後にするしかなかった、とほほ。

帰宅までのエネルギーチャージは
やっぱ徳島ラーメンに限ります
21位
◯◯アップ!
2007年の公式戦はチャプター徳島から始まった。
プリプラに入った回数は数えるほどで、もう3月だというのに旧吉野川で釣ったバスは2匹という状態で挑む初戦...さてどうなるものか。
『忙しい』は釣れない言い訳にならないが、前日プラに入れなかったのは様々な準備に時間をとられてしまったのが事実。
しかし、たった2匹を釣ったプリプラで魚の居場所を掴むヒントは見えていた。
実釣プラが出来ていないだけで、本戦では考えられるエリア・スポットを次々と巡ってやろうと思っていた。
但し、一番釣れる「ここぞ!」といった勝負ドコロはある訳で...
それはズバリ、キューヨシをよく知る選手にはもはやセオリーなのだが、河口堰が開いてカレントが発生しはじめる約10分〜20分という短いタイミングに他ならない。
当日朝はスタッフ業務も何なく進み、だいごろん氏がランチングを手伝ってくれたおかげでフライト順通りのスタートを切ることができた。
しかし、だ! この荒れ様はなに?!
確かに風が強くなるとの予報は出ていたものの、久しぶりに本気の大荒れを見せる旧吉野川...こりゃ皆さんタイヘンだぁ。
正直ね、琵琶湖や霞ヶ浦でもっとひどい荒れ具合のなかアルミボートに乗っての参戦経験が幾度かあるJIJIにとっては、怖いという気持ちはさほど感じずにいた。
しかもヘビーダウンショットを使えばお得意の『攻めるツネ』が有効かもしれないコンディション...操船や何やで体力を奪われる一日になるのは覚悟しても、気分は「ちゃ〜っら〜、へっちゃら〜」のドラゴンボールZなスタートだった。
カレント発生は10時〜11時頃、そのタイミングさえ間違わなければ朝は何をやってもいいと思った。
なので皆が素通りしていた新高橋周辺でエンジンを止め、まだ水深があるのをいいことに、ブレイク上部からシャローにかけて朝のフィーディングに入っているかもしれない回遊バスを探した。
後続スタートの選手たちが通りすぎて一旦静かになったところで沖目のいろいろを狙うが反応無し。そのまま中流域へと向かい共栄橋手前の竹ヤブ下で600g弱フィッシュを獲る。
『釣った』のでは無いとは言わないが、この状況で『釣れて』くるサイズとしてはこんなもんだろう、まずは3本揃えたいところ。
しかしキューヨシは甘くない、その後は同じようなセカンダリーエリアを巡るもライブウェルにキーパーが追加されることなく進んだ。
ほどなくして河口堰の開くタイミングになったため、狙っていたウィード絡みのブレイクに移動。
ルアーをフリーで漂わすためにヘビースプリットショットリグを投入。
ヘビキャロにしなかったのは、カレントの強さや水深に応じてリーダー長を素早く調節できるから。
でもそんな調整など考える間も無く、数投目の上流に向かってキャストしたリグのラインスラックをとると、思いのほか早くボート手前のほうに流されて・・・じゃなくてボート手前で食ったバスが真下に走ってきていたのかぁーっ!
急いで余分な糸フケを巻取り、一気に大アワセ。ここで感じる重さに『ゴンザレスキターーー!』と喜んだ瞬間だった。
「バチン!」
嫌なラインブレイクの音にしばしボーゼン...口開けたままボーゼン...はぁ〜ぁ(ため息)
気をとりなおして再びリグろうとロッドを立てると、何やらスルウスルとラインを伝うものが・・・あ、ロッドティップ...(←また折れたという事実)
もう言葉になりません。
全体的に厳しいコンディションで多くのノーフィッシュ者が出たものの、豆バスひとつでポイント獲得できるはずもなく、同じような結果しか出せなかったTOP50ルーキーと傷をなめあうようにラーメン食って、失意の一日は終わるのであった。

すっかり『ギブ』アップです