BATNET 四国シリーズ

新たなスタイルで挑む本気ペアトーナメント!


第2戦(2006/3/12) 旧吉野川

ノーフィッシュ

試練の一日

BATNET四国シリーズの第2戦に出場するため旧吉野川を訪れた。
夜半すぎに自宅を出発し、久々に未明の到着・・・ドライバーズシートをリクライニングさせ10分間、しばしの休息で体力・気力を急速に回復させる。
空が明るくなった頃を見計らってボート準備を進めるが、ここでトラブル発生!ボートの各種ポンプやコクピット用に使用している電源を前週のチャプター戦からバッテリーに繋いだままだった。当然ながらバッテリーは放電でカラカラ状態、予備バッテリーなんて持ってきていない。オーマイガッ!

確かにね、セルモーターは壊れているためスタート時はヒモを引くさ。
ライブウェルには消化バケツで水を汲めばいいさ(釣れてから..の事だしね)
でもビルジポンプは困るよなぁ...アルミボートのように手動で排水できないFRP2層式の船体の弱点が浮き彫りになる。
「えーい、いざとなったらエレキ用のバッテリーに繋いでビルジで水を抜いてやるさ!」
ポツポツと降り続ける空をうらめしそうに見つめながらつぶやく男がひとり。

スタート前のミーティング時にTOP50プロのIMAKATSU前山選手が、土手に育成している つくしを見つけた。
「確実に、春、なんだよなー」「うんうん」...頷く選手たちは皆、フィールドコンディションも春であって欲しいと、プリプリの魚に出会えるようにと考えていたに違いない。

今回は愛知県からやってきた武藤氏とペア組が決まった。琵琶湖シリーズで常勝している師匠から高度なテクニックを身につけている真っ最中である氏は、今回がBATNET初参戦らしい。これは是非とも釣ってもらわねば!...そう考えると少しプレッシャーやなぁ、なんせJIJIは今年まだキューヨシバスに出会っていないんだよね(爆)
でも心配してるばかりじゃ始まらない、スタート直後から本命スポット行きまっせー!
三つ合堰を越えて中〜下流方面へと舵を切る、先行する艇を追いかけ「あそこに入らないでくれ」と願いながら小雨のキューヨシを滑走する。

先行者が一本手前の橋に入ったのを見届け、到着したのは...ネットバサーなら100%想像つくであろう長岸橋。
2人してクランク、テキサス、スピナベ、ライトリグと様々なスタイルで攻めまくる。しかし期待していたビッグワンはおろか、豆一匹としてヒットしてくる事は無かった。
仕方なく、しばし場所を休ませるため下流へ移動することになった。

新広島橋下流のテトラ地帯にやって来た。
ここでもテキサス落し込みやクランクなどでアタリを待つが、全く反応なし。
北側に移動して広島橋までのアシ地帯に絡むシャローおよび空港大橋までのアシ地帯に絡むシャローも探ってみたが同様にノーバイト。

雨が止んできたのは幸い...しかし今度は風が強くなってきた。
「風」というモノは時として魚の活性を高めたり補食活動のスイッチを入れたりする、だがこの場所この状況では大した好影響は期待できないような気がした。
『風よりもカレントのほうが今は重要かも...』根拠は無いが長年の経験からそう決めることにした。
ならば・・・こんな辛い風からは逃げるに限るっしょ!
ボートをUターンさせ、風裏になる馬詰エリアへ向かうことにした。

ただ途中の牛屋島橋だけは他ボートが居なければ叩いておきたい。
おあつらえむきに誰も攻めていなかった牛屋島橋を一流し...そんな時に限って突然のバイトが襲うんだよなぁ。
おわわ...きたよ!と思うが間もなく、それっきりの反応で、フォローのライトリグを投入しても次の生命感を得られることは無かった。
馬詰テトラ地帯には何艇か集まっていたが、入りたいポジションが幸いにも空いていた。
ここぞとばかりに攻めてみるが、残念ながらバスに出会える事なく次の移動を決意することになる。

実は朝一に中流域へ向かうとき、新高橋そばのシャローでグッドサイズの個体を釣っていたプライベート艇を見かけていた。そこでカレント出てから再び叩いてみようと考えていた。
戻ってきたのは新高橋、いつもは3連ワンドをメインに攻めながら遡っていくのだが、実績(他人の...ですが)があったインサイドのシャローを撃ちながら流してゆく。
結局そのまま三つ合堰まで到着、そのままの勢いでゲートボール場前から水門まで撃ち続けるがバイトは感じられず。春バス君よ、どこに居るのー?

大きく移動を決意して、やって来たのは今切川。北島応神大橋より下流のアシ島に入る。強い風がまともに当たるエリアだけど果敢に攻めることにした。
シャローからブレイクまで広範囲に狙いながら高圧線下のエリアまで移動、しかしここもダメダメ。
今度は風裏で繊細な狙いをしてみようとスロープ対岸エリアになる工場係留船やら各水門、ミニテトラなどをやってみる、だがやはりノーバイト。
残された時間は少なかったが、これで諦める訳にはいかない!もう一度キューヨシ本筋へと引き返し牛屋島橋へ。
タイミングが悪いのかオイラの腕が悪いのか?・・・釣れない。

残念ながら帰着の覚悟で、またまた今切川へと戻ってきた。
でもやっぱ、5分でも1分でもキャストできるならキャストするんじゃあ!
旧ストライプ煙突下対岸のストレッチやゴロタエリアをタイムアップ寸前まで辛抱強く攻めた。
まぁ結局は手も足も出ずにノーフィッシュだったんだけどね(;;)
精一杯やったんで、これが実力だとは思うのだが、自分たちチームだけがノーフィッシュというのは正直悔しいな。

今回のペア尾張一宮からの参上!武藤 氏
厳しいコンディションを耐えぬいたタフガイでした。