JB2プロアマ
四国シリーズ

四国最強にむけての熱き戦い!

 


第1戦(3月19日)旧吉野川

17位

チャンス逸して平々凡々

<プラクティス>なし

<本戦>2006年度のJB戦がはじまった。
前年にタッグを組んだ大谷氏と、さらなる高みを目指して今回もペアを組んでもらうことになった。なんせネットバサー界ではその強さを誰もが認め、キューヨシを釣るのに知らなければモグリとさえ言われた『大谷リグ』の使い手から、最近はキッカーゲッターの『マッドペッパー大谷』として、前々週に開催されたチャプター戦でも表彰台に上っている頼りになる強者である。
チャプター戦やBATNETで久々に動かしたボートやタックルに不備がたくさん見つかっていた。ビルジポンプ不動の修理、ガタつくリールの交換&糸巻き、船外機のメンテナンス...それらを直前プラに入れなかった前日に全て行ない、万全の準備で挑むことになった。

当日は日本海と太平洋上を2つの低気圧が移動するとあって、幸い雨は少ないものの猛烈な暴風が朝から続いていた。「これはプライベートなら絶対にボート出さないよな...」という程でも、しかし大会それもJB戦なんだから耐え抜かなければいけないのだ。厳しい戦いになるけど頑張っていきましょー!
今回は今切川メインでグッドサイズ狙い、ずばり優勝を狙いにいくつもりだった。
スタートが遅かったので入りたかった各スポットには先行艇が陣取っていたため、仕方なくモータースワンド横のデカバス岬へ入る。すでに下流側の岬にはS本プロが入っていたので、上流側のブレイク沿いにフジグラン前の護岸テトラまで流すことにした。
大きな波が小さな赤いキツネ号を揺らし、フロントデッキからざぶざぶボート内に侵入してくるのを我慢しながら攻めるものの、あいにくバスの姿を拝むことなく移動を決意する。

遠巻きにチラチラ確認していたが、今切川メインで攻めている他ボート連中は春の今切川が得意な選手ばかりのようで、良い場所を空けてくれることは無い。これでは入る場所が無い・・・という訳で、スロー走行規制が解除される9時を待ってキューヨシ本筋へ向かうことにした。
三つ合堰を越えても、やはり強い西風の影響で水面は荒れまくっていた。この風向きは牛屋島橋より下流へ行くと大変なことになるのを知っている。なので大きな移動に時間を費やすのを避け、まずは新高橋から狙っていくことにした。

橋脚に絡むブレイク、それと育成はじめたウィードが混在するエリアというのを条件にして水深2m前後のボトムを探る。しかし全くアタリは感じられず、魚探にも一度たりとも魚の姿が映ることは無かった。
そこで春の魚を獲りにシャローをひたすら流す。
元コイ釣りポイントまでのインサイド側を経て、お次は共栄橋。
橋をくぐってすぐのテトラから、そのまま下流方面へ向かって左岸のシャロー&ブレイクを...ある意味バカ流し。
もちろん自分がそれまで経験してきた実績や推測など様々な状況を掛け合わせて「この方法!」という戦法で流しているんだけどね。

共栄橋から馬詰橋手前のコンクリ護岸までの間にあるストレッチ・・・ここは底に網が入っているので皆あまり攻めない(いわゆるハズレ)のエリアだが、そういう場所だからこそ狙ってみる価値あるんじゃないの?だって従来いままで魚が居たエリアでは、昨年あたりから全然バスが着いていないという状況が続いているのだ。それは、こういう(プレッシャーが少ない)場所にバスのコンタクトポイントが変わってきている事を意味するのである。
バックシートで大谷氏がせっかく入手してきたマッドペッパーをロストしてしまったのを申し訳ないと感じつつ、自分はこの水深でボトムぎりぎり底網を回避しながらコンタクトできるディプシードゥー3にルアーチェンジした。
するといきなりきましたグッドワン!しかしボート手前まで寄せてきたところでの再突っ込みで、あえなくバラシ...どうやら喰いが浅いらしい?いずれにせよ残念すぎるぅ〜!

それでも弱気にならずクランキングを続けていると、待望のグッと重くなるバイト!
今度は慎重に寄せてきて、大谷氏が差し出すネットに無事収めることができた。
推定
1100gフィッシュ(実際は1185gでした)なら上出来だ、大切にキープする。
馬詰コンクリ護岸エリアの水門まで攻めたところで再び同じエリアを流そうという事になり、エンジンで初めのアタリがあった地点まで戻る。
しかし再び流しはじめたところで、吹きつける風がいっそう強くなってきた。
朝一から踏みっぱなしのエレキ...モーターガイドF43はただでさえ燃費(消費電力)が悪いので有名だが、半日もたずしてバッテリー電力が底をついた。電圧7.5vじゃ魚探なんてすでに映らないのはアタリマエ、フルパワーにしても前に進まないんだから本当にカラカラだ。

流され流され共栄橋のほうまで来てしまった。「ごめん大谷さん、これは無理!もう釣りできないかも...」諦め台詞を吐く自分がいた。
せめて予備のバッテリーさえ持ってくれば、なんて...ただでさえ狭いボートに積めないよなぁ。
この際しばらくバッテリー充電させるためにエンジンのほうに繋いでオルタネーター効かせて1時間くらい走りまわろうかな・・・あれ?あれれ?そういえば!!!

もう一台バッテリーあるじゃん、この船には!

そうだった、ライブウェルやセルモーター用のためすでにエンジンに繋いでいるバッテリーが後部ストレージのなかに存在するのだ。しかもそのバッテリーは古いものの、常にエンジン回してオルタネーターから充電されている一品だ。
「多分これで戦えるぜー、後ろのバッテリーと交換しまっす!」さっき諦めの台詞を吐いたとは思えない変わりようの自分が自分でおかしかった。
その後は集中力を途切れさせることなく同じエリアを流し、新高橋から三つ合堰を流し、上流の市場橋から鉄橋を越えて旧JT裏の排水スポットまで往復で流していった。
そしてラストチャンス、三つ合堰の対岸ストレッチを延々と流していると突然アタリが襲ってきた!
しかしトリプルフックを研ぎ澄ましてセットしていたクランクにもかかわらず、うまく乗ってくれないんだから残念と言うか悲しいと言うか・・・結局その魚も獲れないまま1本だけのキープでタイムアップを迎えた。

トップウェイトは驚愕の旧吉レコード5485gながら全般的に釣果は伸び悩み、どうにか次へ望みをつなげるポイントゲットで初戦を終了することになった。惜しむらくは『逃がした魚』であろう...しかしアタリがあるだけでもJIJIは運はあるほうだから「...たられば」を言う気は毛頭無い。ただチャンスを確実にモノにできる強さをもっと身につけたいんだ、もっと、もっと。


大会中に 釣れてなくても(爆) 笑える
心の余裕ができた2年目ペア。